2023年3月に開催されたWBCで侍ジャパン史上初の日系人メジャーリーガーとして選ばれたヌートバー選手。
そんなヌートバー選手はWBC開幕前から「たっちゃん」の愛称でチームメイトや日本のファンの方々に大人気でした。本記事では、なぜアメリカ国籍のヌートバー選手が侍ジャパンのWBC代表に選ばれたのかを詳しくご紹介いたします。
ヌートバー選手のファンの方は必見です!ぜひ、最後までお読みになってください!
ヌートバーはなぜWBC代表に選ばれたのか?母親が日本国籍だった!
出典:https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20230322-OYT1I50160/
ヌートバー選手は2023年3月に開催されたWBCで侍ジャパンの代表に選ばれました。
ヌートバー選手といえば、アメリカ人でアメリカ国籍を持っています。
では、そんなヌートバー選手がなぜWBCで侍ジャパンの代表に選ばれたのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
まずWBCの出場資格をご紹介いたします。
以下にまとめた7つのいずれかに該当すれば、その国の代表としてWBCに出場できるようです。
<7つのWBC出場資格>
①その国の国籍を持っている
②その国の永住資格を持っている
③その国で生まれている
④親のどちらかが、その国の国籍を持っている
⑤親のどちらかが、その国で生まれている
⑥その国の国籍または、パスポートの取得資格がある
⑦過去WBC大会で、その国の出場枠に登録されたことがある
出典:https://hgkiy5.com/wbc-eligibility/
上記の7つの出場資格から、ヌートバー選手は2つの条件を満たしています。
以下に、ヌートバー選手が満たしている2つの条件をまとめました。
「④親のどちらかが、その国の国籍を持っている」
「⑤親のどちらかが、その国で生まれている」
出典:https://number.bunshun.jp/articles/-/856193
ヌートバー選手の母親である久美子さんが日本国籍を持っている日本人です。
母親の久美子さんは埼玉県東松山市出身とされています。
なので、ヌートバー選手は侍ジャパンとしてWBCに出場できました。
同じように、他国の代表の中にもヌートバー選手のようにWBCの7つの出場資格を満たして選ばれた選手がいます。
2023年3月に開催されたWBCで7つのWBC出場資格を満たし、出場した選手を3人ご紹介いたします。
<2023年のWBC出場資格を満たした3選手>
1.真砂勇介選手(元ソフトバンク)
侍ジャパンの初戦の対戦相手だった中国代表として選ばれていました。
両親ともに中国出身のため、中国代表として出場されたようです。
2.トミー・エドマン選手
侍ジャパンの第2戦の対戦相手だった韓国代表として選ばれていました。
母親が韓国出身のため、韓国代表として出場されたようです。
ヌートバー選手とは同じセントルイス・カージナルス所属のチームメイトのようですね。
3.デビッド・フレッチャー選手
侍ジャパンの準々決勝の対戦相手だったイタリア代表として選ばれていました。
母親がイタリア人のため、イタリア代表として出場されたようです。
大谷翔平選手とは同じロサンゼルス・エンゼルス所属のチームメイトのようですね。
3年後の2026年に開催予定のWBCでもヌートバー選手が侍ジャパンに選ばれるのか楽しみですね!
以上、ヌートバー選手がWBC代表に選ばれた理由をご紹介いたしました。
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ヌートバーはなぜWBC代表に選ばれたのか?栗山監督が選んだ!
出典:https://the-ans.jp/wbc/313268/2/
ヌートバー選手を侍ジャパンのWBC代表に選んだのは栗山監督
のようです。
WBCの代表選手の発表で栗山監督がヌートバー選手を選んだ理由を
「僕はもう(選んだ理由は)分かっていただいていると信じている」と前置きした上で、言葉を続けました。
栗山監督「肩の強さであったり、がむしゃらさであったり、1球1球に一生懸命にプレーし続ける姿勢であったり、それからあの若さで学び続ける姿勢を持って色んなものを吸収して、色んなことを形にしてくれる。それを僕は信じた。皆さんが思ってくるような活躍をしてくれると僕自身も信じています」
出典:https://www.nikkansports.com/baseball/news/202301260000868.html
と語っていました。
栗山監督は侍ジャパンの外野手を考えている時、トップレベルのメジャーリーガーと対等に戦える選手を探していたようです。
そんな時、MLBから外国人選手を選んでも良いかもしれないと考えたとのこと。
MLBの外国人選手を探している中、栗山監督の目に留まったのがメジャーリーグでのヌートバー選手のプレー。
ヌートバー選手の感情を表に出すガッツあるプレーはチームを勢いづける力になると考えていたのでしょうね!
実際にWBCが開幕してからのヌートバー選手は、初戦の中国戦から守備でガッツあるファインプレーを見せてくれましたよね!
出典:Twitter
栗山監督の言葉をお借りするように、がむしゃらさがあり、1球1球に一生懸命にプレーし続ける姿勢が現れた場面でした。
まさに栗山監督も采配が当たりましたよね!
栗山監督のヌートバー選手を見抜く力や信じる力は人として見習わなければいけませんね。
栗山監督とヌートバー選手は互いに信頼しているようにも見えます。
以上、ヌートバー選手を侍ジャパンのWBC代表に選んだのは栗山監督のようでした。
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ヌートバーはなぜWBC代表に選ばれたのか?日本代表に相応しい実力があるから!
出典:https://the-ans.jp/wbc/314445/
ヌートバー選手が侍ジャパンのWBC代表に選ばれたのは、日本代表に相応しい実力がある
からです。
では、分かりやすいように侍ジャパンとしてWBCに出場予定だったシカゴ・カブス所属の「鈴木誠也選手」と比較してみました。
まず、ヌートバー選手と鈴木誠也選手の2022年シーズンのメジャーでの成績を詳しく見ていきましょう。
以下の表にまとめました。
試合 | 本塁打 | 打点 | 打率 | 出塁率 | 長打率 | OPS | 盗塁 | |
ヌートバー選手 | 108 | 14 | 40 | .228 | .340 | .448 | .788 | 4 |
鈴木誠也選手 | 111 | 14 | 46 | .262 | .336 | .433 | .769 | 9 |
ヌートバー選手の打点や打率は鈴木誠也選手よりも下回っていますが、出塁率、長打率、OPSは上回っています。
また、ヌートバー選手といえば選球眼の良さや思いっきりの良いフルスイングが特徴的ですよね。
守備面では、外野3ポジションをすべて守ることができます。
2022年シーズンもライトで105試合、レフトで20試合、センターで12試合に出場。
ライトがメインながらも、レフトもセンターもこなす器用な選手でもあります。
加えて、肩の強さも光っています。
2022年シーズンには、8個の補殺(ライトで6個、センターで1個、レフトで1個)を成功。
ヌートバー選手は、打撃面と守備面の両方を鈴木誠也選手と比較しても見劣りしない実力があるのが分かります。
栗山監督も総合的に考え、侍ジャパンの即戦力になると判断し、WBC代表にヌートバー選手を選んだと感じました。
以上、ヌートバー選手がWBC代表に選ばれたのは、日本代表に相応しい実力があるからでした。
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ヌートバーはなぜWBC代表に選ばれたのか?好感度抜群のムードメーカーだから!
出典:https://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2023/03/19/gazo/20230319s00004000182000p.html
ヌートバー選手が侍ジャパンのWBC代表に選ばれたのは、好感度抜群のムードメーカーだから
です。
栗山監督はヌートバー選手と初めて会った時の印象を
「人柄の良さ。絶対日本に馴染むし、日本の方が絶対好きになってくれる笑顔と人の良さ」
出典:https://www.sanspo.com/article/20230410-LYDE5FL6XVDKBAUUSFCM4FOVAQ/?outputType=theme_wbc2023
と語っています。
一方、ヌートバー選手は日本語が話せなかったため、コミュニケーションが上手く取れるか心配されていました。
そんな中、ヌートバー選手は侍ジャパンに2023年3月3日の中日との壮行試合から合流。
すると、侍ジャパンのチームメイトがヌートバー選手のミドルネームである「タツジ」にちなんだ「たっちゃんTシャツ」を用意。
出典:Twitter
侍ジャパンのチームメイトの粋な計らいに、ヌートバー選手の心配も解消されたでしょうね。
合流後、すぐ選手たちが「たっちゃんTシャツ」を着て練習している姿が印象的でした!
出典:https://www.chunichi.co.jp/article_photo_chuspo/list?article_id=646516&pid=3198199
また、ヌートバー選手といったら、「ペッパーミルパフォーマンス」で日本中を魅了しました。
日本中がペッパーミルで胡椒を挽いて「ペッパーミルパフォーマンス」を真似していましたよね!
出典:https://www.dazn.com/ja-JP/news/%E9%87%8E%E7%90%83/what-pepper-mill-performance-nootbaar-wbc/o4d7d2ptpdzh1q7u2rnyy99m7
日本中のファンのみならず、チーム内でも浸透していたパフォーマンスでしたね。
ちなみに「ペッパーミルパフォーマンス」は
「小さなことをコツコツと継続して進んでいけば、良いことが起きる」
出典:https://www.dazn.com/ja-JP/news/%E9%87%8E%E7%90%83/what-pepper-mill-performance-nootbaar-wbc/o4d7d2ptpdzh1q7u2rnyy99m7
という意味があるようです。
まさにヌートバー選手の幼いころからの夢であるWBC日本代表という目標に向かっての努力が感じられるパフォーマンスですね。
ヌートバー選手の明るい人柄とムードメーカーのような存在が侍ジャパンに一体感をもたらしたと言えますね!
以上、ヌートバー選手がWBC代表に選ばれたのは、好感度抜群のムードメーカーだからでした。
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ヌートバーはなぜWBC代表に選ばれたのか?野球のグローバル化!
出典:https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=66571
ヌートバー選手が侍ジャパンのWBC代表に選ばれたのは、野球のグローバル化
を目指しているからです。
WBCは国際貢献を目的として、以下のように語っています。
「WBCはIBAF(国際野球連盟)への分配を行っていたり、また野球が盛んでない地域の代表を招待し、野球振興、普及の国際貢献を行っている」
出典:https://jpbpa.net/
何と言っても、WBCにとって野球のグローバル化を発展させ、収益を獲得することが一番大切なことです。
しかし、野球というスポーツは世界規模で考えると、マイナーなスポーツのようです。
次回の2024年のパリオリンピックでは野球は競技種目から落選。
野球の知名度の低さを改善するために、WBCが開催されているようです。
栗山監督も野球界の現状を考え、グローバル化について以下のように語っています。
「世界がグローバル化していく。みんな手を取り合って仲良くできるために、いろいろなところで野球をやっている人たちが(代表に)集まることに、すごく意味がある。ヌートバー選手のように日本に来れば、野球の幅が広がる。スポーツは国境を越える。」
出典:https://www.nikkansports.com/baseball/news/202301110000798.html
栗山監督は野球のグローバル化や将来性も意識してチーム編成をしていたと感じました。
本当に栗山監督の野球愛が強く伝わりますね!
ちなみに日本では、野球がスポーツの中で一番人気があるとされています。
他にも、北米、中米、韓国、台湾という国々には人気があるようです。
今回(2023年)のWBCにおいて、世界で一人でも多く、野球選手を目指す子どもたちが増えるといいなと思いました。
今後、どのように野球のグローバル化が進められるのか注目ですね!
以上、ヌートバー選手がWBC代表に選ばれたのは、野球のグローバル化を目指すためでした。
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ヌートバーはなぜWBC代表に選ばれたのか?日系メジャーリーガーだから!
出典:https://www.chunichi.co.jp/article/627445
ヌートバー選手が侍ジャパンのWBC代表に選ばれたのは、
日系メジャーリーガーだからです。
過去4回のWBCにおいて、侍ジャパンのWBC代表に日系メジャーリーガーを選んだことは一度もありません。
2023年3月に開催された第5回のWBCで侍ジャパンのWBC代表で史上初の日系メジャーリーガーとしてヌートバー選手が選ばれました。
ヌートバー選手が侍ジャパンのWBC代表に選ばれたことで、一気にWBCに注目が集まりましたよね。
初の日系メジャーリーガーが日本でプレーするため、野球ファン以外の方も野球を見に行きたいと思ったのではないでしょうか。
ヌートバー選手のおかげで、日本でのWBCの注目も増したと思います。
WBC開催直前には、ヌートバー選手の話題がニュース番組やバラエティ番組でも多く取り上げられていました。
ここで、人気バラエティ番組の「アメトーーク」で取り上げられていたヌートバー選手の幼いころのお写真をご紹介いたします。
出典:https://takeoff-site.jp/nootbaar-why/
ヌートバー選手は、幼いころから「日本代表になりたい」と語っていたようです。
ヌートバー選手の幼いころのお写真を見ると、可愛らしい顔は2023年現在、25歳の大人になっても変わらないですね!
ちなみに高校生時代は野球とアメフトの二刀流だったとのこと。
今のヌートバー選手のフィジカルの強さは野球だけでなく、アメフトでも鍛えられたのではないでしょうか。
ヌートバー選手の今後の活躍も、日本中のファンが見守っていることでしょうね!
以上、ヌートバー選手がWBC代表に選ばれたのは、日系メジャーリーガーだからでした。
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