小学校受験をしていると、不安が先行して、「どうしてうちの子、、、」とネガティブに考える事も多々あると思います。私も初めは文章が浮かばずに手が止まり、例文を探したものです。
ここでは小学校受験で願書や面接で使える”短所を長所に変える例文やキーワード”をご紹介します。
どんな短所も長所になると考えると大変前向きになれます。
願書の書き方や我が子のアピールポイントで悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
お子様のタイプ別に例文を用意しましたので、ぜひお子様の長所となる表現方法をたくさん見つけていただければと思います。
5つの性格タイプから願書の書き方をお伝えします。
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[小学校受験願書例文] 短所を長所に変える例文!
デリケートタイプ
臆病・大人しい = 物怖じしがちで積極性に欠けるタイプ
例文1:「相手の意見を最後までじっくり聞く姿勢があります。」
例文2:「色々なことを自分でじっくりと慎重に考えて行動します。」
その場合、人の意見を静かに聞き、その後で自分の意見を言うが、少し遠慮勝ちな面があることを願書にもしっかりと書いておきましょう。
静かに聞けることも大切でが、自分の意見をもっと積極的に主張することも促しているなどど、短所に感じている面を、補おうとしてことも追記しておけば尚良いと思います。
気が弱い = 自分から話しかけられないタイプ
例文1:「お友達と仲良くするようにと伝えているので、誰に対しても優しく接することができます。」
例文2:「人にはそれぞれの考えがあることを良く分かっているので、相手の様子を感じて、受け入れる優しい面を持っています」
さらに、面接の場面では、自分の意見をしっかりと言えるとさらに良いと思います。
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神経質 = 変化に戸惑い直ぐに対応できないタイプ
例文1:「親やお友達がいつもの違う様子があれば、敏感に感じることができます。」
例文2:「絵を読んでいて、主人公の気持ちを自分のことのように感じることができ、悲しみや喜びを表現し、とても感受性が豊かです」
家族に対しても、お友達に対しても、気持ちを敏感に察知した具体的なエピソードを願書に書けると良いと思います。
人見知り = 見慣れない人が嫌いで対人関係が苦手なタイプ
例文1:「初めての場面で、はしゃぐことなく、冷静に周りを見ることができます。」
例文2:「初めて会う人には照れたり、初めての物事には慎重に行動します」
照れ屋さんなので、初めて会った人には内気な印象を与えますが、その後仲良くなればとても信頼されるタイプであることもアピールポイントです。
また、冷静さがあり用心深い性格で、慎重に行動している面もアピールできます。
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おしゃべり下手 = 自分から話かけず聞き役タイプ
例文1:「相手の言うことを否定せずに最後まで話をきくことができます。」
例文2:「お友達同士や兄弟で遊んでいても、他の子が話しているのをずっと楽しそうに聞いていっます。会話を楽しみ、人のお話を聞いているのが好きな様子がうかがえます。」
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社交性がない = お友達の輪に入るのが苦手なタイプ
例文1:「お友達と遊具の取り合いをすることなく、自分は違う遊びをするなどして、人に流されない行動力が身に付いています。」
例文2:「お友達が急いでいても、慌てずに着替えたり、片付けを終えてから次の行動をしたりと、人に左右されず、自分のすべきこと一人で行います。」
優柔不断 = ぐずぐずして物事の決断が遅いタイプ
例文1:「幼稚園でお友達を遊ぶ時は、相手の意見を受け入れる柔軟性と、大勢の中でも仲良く遊べる協調性を発揮します。」
例文2:「たくさんのお友達と遊ぶときは、相手の意見を尊重した上で、自分の意見も言えるようになりました。」
2つの物事のメリットでデメリットを、どちらの面も自分でしっかり考える柔軟性があることはアピールポイントとし願書に書きましょう。
時には、直ぐに判断することも必要なことも、日々の生活の中で教えております、という家庭の教育方針に触れるのも良いと思います。
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[小学校受験願書例文] 短所を長所に変える例文!しっかり者タイプ
自己主張が強い = 誰に対しても遠慮なくずけずけと発言するタイプ
例文1:「自分の考えをはっきりと発言することが出来、思ったことを行動に移すことができます。」
例文2:「自分が正しいと思ったこと、やりたいと思ったことを自信を持って言葉で伝えることができます。」
自己主張が強いとなると、口が達者で我を通すイメージを持たれてしまいます。
願書でも面接でも自分の思いを伝えるだけではなく、実行力があることをエピソードを交えて願書に書きましょう。
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理屈っぽい = ああ言えばこう言う、直ぐに口答えするタイプ
例文1:「なぜそう感じたのか、筋道を立てて論理的に話すことができます。」
例文2:「様々な物事に対して、自分なりの考えを色々な言葉で表現できます。」
例文3:「お友達との共同制作の際、役割分担などでどうすれば効率良いか考えてから行うという合理性を求める性格です。」
理屈っぽい子は、自分の考えをしっかりと持っています。納得できないときは、理由を聞いたり、相手に対して説明できる理論的思考ができます。
それがどんな場面で発揮できてるのか、具体的なエピソードを願書に書いておきましょう。
面接でも話せると尚良いですね。
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おしゃべり = 思ったことをすぐに口に出してしまうタイプ
例文1:「自分で体験した面白いことを周りに伝える楽しさを持っています。」
例文2:「初めで会ったお友達や先生にも物おじせず話掛けることができ、誰とでもすぐに仲良しになれます。」
話すことが好きで社交的な面を、アピールできる具体的なエピソードを願書に書きましょう。
思ったことを言葉にすることは、「子供らしくとても素直な良い事です」。学校の先生にも好印象でしょう。
話すことが得意なので、みんなの前で発表したエピソードなど、盛り込んでいきましょう。
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文句が多い = 何かにつけて、不平不満的な発言が多いタイプ
例文1:「自分の身の回りで起きた出来事に対して、常に自分が描く理想に近づけるように考えて、自分の意見を表現できることが得意です。」
例文2:「自分の意見を主張する際に、たくさんの言葉を使って伝えようとするので、感性が鋭い面があります。」
日頃から、お子さんとの会話に耳を傾け、印象に残った表現を記録しておくと良いと思います。
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おせっかい = 呼ばれなくてもでしゃばるタイプ
例文1:「人の為に何かをすることが大好きで、お手伝いも自ら進んで行ってくれます。幼稚園では、泣いてる子や困っている子を見ると、ほっておけず、真っ先に声を掛けると幼稚園の先生から伺っております。」
例文2:「娘は3歳年下の妹の面倒をよく見てくれます。姉らしく頼もしい面があります。」
具体的なエピソードを探して願書に書きこんでいきましょう。
せっかち = 物事の先を急いで、落ち着きがないタイプ
例文1:「行動が迅速ですが、物事の先を急ぐあまり、落ち着いて取り組めない時があります。丁寧にゆっくり取り組むことの大切さも伝えております。」
例文2:「物事に直ぐに取り掛かる姿勢がありとても意欲的な面があります。」
決断が早く行動力があることは素晴らしいですが、じっくりと腰を据えて取り組むこともできるエピソードを願書にかきましょう。
くどい・しつこい = やり始めたらなかなかやめてくれないタイプ
例文1:「一度やり始めたことは、最後まで責任を持ってやり遂げることができます。」
例文2:「4歳から始めたピアノでは、難しくなってくると、出来るまで何度でも練習して乗り越えようとする粘り強い性格です。」
例えば、自分がやりたいと思うことを相手に理解してもられるまで何度も根気強く訴える粘り強さと丁寧さがあることを面接でお話するのも良いと思います。
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頑固・融通が利かない = 我が強く、自分の意見を通そうとするタイプ
例文1:「自分の考えがはっきりと伝えることができますが、周りの意見を聞く大切さも同時に教えております。」
例文2:「遊びでも習いごとでも、自分なりのこだわりを持っているので、自分で決めたことをやり通す強さと責任感を持っています。」
他者の立場に立って考えるのはまだ難しい年齢ではありますが、きらりと光るような具体的なエピソードがあると尚良いと思います。
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諦めが悪い = 何度失敗しても諦めきれず気持ちの切り替えができないタイプ
例文1:「自分ができない事に直面したときは、ひたすら努力を続けて、できるようになりたいという向上心を持っています。」
例文2:「自分が目標としたことをやり遂げる取り組み、最後まで諦めない粘り強い性格です。」
日常生活で、お子さんが成し遂げたエピソードを願書に書きましょう。
面接では具体的なエピソードをお話しできると良いですね。
マイナス思考・心配症 = 物事を悪い方へ考えてしまうタイプ
例文1:「失敗や間違ってしまった時の予測を立て、リスク管理ができるタイプです。」
例文2:「先の事に対して想像を働かせ、何事にも失敗しないように常に慎重に考える事ができるタ性格です。」
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暗くて地味 = 行動に明るさ元気さが感じられないタイプ
例文1:「周りの子が騒いでいる状況でも、静かに順番を待つことができる。」
例文2:「病院の待合室では静かに本を読んで待つことができ、一緒に医師の話を聞き、自分の疑問点を質問することができる。」
例文3:「家ではパズルやブロックで遊び、集中して一つの事にじっくりと取り組むことができる性格です。」
このタイプの子は「性格が暗く、少し陰気なところが。。」と感じることもあると思いますが、例文以外にも以下のように長所に表現を変えて作文しましょう。
性格が地味だと雰囲気にも出てしまい、面接で悪い印象にもなりかねません。
そこで、願書では、長所に変えて作文し、大人しく待つことができることや、集中力が高く、何事にも真面目に取り組む姿勢があることをアピールしましょう。
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頼りない = 会話をしていても手応えが無いタイプ
例文1:「主張が無いように見えますが、物事に執拗にこだわらずに温和な性格です。」
例文2:「優しい穏やかな性格なので、幼稚園ではお友達から好かれ、友達が多いです。」
幼児期には、人当り良く優しい方が好印象です。
優しい気持ちの持ち主で人の話も素直に聞き入れ、集団生活を送る上でも全く問題無いことをアピールして願書に書きましょう。
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独りよがりで協調性がない = 独善的で他人を顧みることはできない
例文1:「自分の考えを大切にし、お手伝いでも習い事でも、プライドを持って取り組んでいる姿が伺えます。」
例文2:「分からないことやできないことがあれば、先ずは自分で努力して解決しようとする姿があります。」
行き過ぎた言動と取られないように、表現には気を付けましょう。
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無口 = 口数が少なく、言葉で表現することが苦手なタイプ
例文1:「慣れない場所でも、緊張せず静かに落ち着いて過ごすことができます。」
例文2:「必要な時には、自分で言葉を選んで慎重に話すことができます。」
静かすぎて、何を考えているのか分からないタイプと取られないように、先生やお友達とは問題無くコミュニケーションできることを願書にアピールしましょう。
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顔色を伺う・主張しない = いつも周りを気にして、主張しないタイプ
例文1:「自分の意見を先に主張せずに、状況を良く見て、相手の話を最後まで聞いてから、自分の意見を言うこたができます。」
例文2:「周りの状況を良く見て察することができます、自分は一歩控えめな部分がありませすが、意見が言えないお友達の気持ちも察することができる優しい面があります。」
面接で、もし意見が少なかった場合に備えて、先ずは周りの事を良く考える子だったり、少し控えめで遠慮がちであることを補足しておきましょう。
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すぐに泣く = 喜怒哀楽がはっきしていて直ぐに涙が出るタイプ
例文1:「絵本やアニメを見ていて、感情移入し、相手の気持ちに寄り添うことができる感受性豊かな子供です。」
例文2:「相手の気持ちを敏感に感じ取ることができ、自分のこととして考え、相手の気持ち
お友達の気持ちにも敏感に反応できる心温まるエピソードが良いかと思います。
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一つの事しかできない = 同時にあれこれできないタイプ
例文1:「幼い頃から何事にも一つの事に一生懸命に頑張り、出来なこともいつの間にかできるようにするタイプです。」
例文2:「自分で始めたことは必ず最後までやり遂げようとする強い意志と、集中力があります。」
願書でも、お子さんが頑張って何かをやり遂げたエピソードを書けると良いでしょう。
ただ、一生懸命にだけではなく、どんなふうに一生懸命取り組んだのか、ここを表現しましょう。
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無関心・無反応 = 話題に興味を示さず、話しかけても反応が無いタイプ
例文1:「隣でお友達同士が騒ぎ始めケンカになっても、動揺せずに落ち着いて過ごすことができます。」
例文2:「お友達と遊んでいて、自分が使っている物を横から手を出されても、怒ることも無く、穏やかな態度で接することができます。」
自分の興味のあると無しがはっきりしているタイプは、自分の世界観を表現したエピソードや穏やかに対応した場面などを願書に書けると良いですね。
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目立たない = 大人し過ぎて周りから存在を忘れられるタイプ
例文1:「自分なりにしっかりと考えてから意見をします。控えめな性格です。」
例文2:「みんなの意見を聞き終わるまで、静かに待っていることができます。」
小学校受験では、やはり行動力や発言力、リーダー的存在の子が目立ってしまいますので、静かであっても、しっかりと見聞きして行動できることをアピールしましょう。
[小学校受験願書例文]短所を長所に変える! 落ち着きが無いタイプ
落ち着きがない = 色々なことに目が生きじっとできないタイプ
例文1:「じっと考えるより、先ずは行動してみる面があります。」
例文2:「息子は好奇心旺盛で、ロボットや車を見ると、どうやって作られたのか興味津々になり、自分が思った疑問を解決したくなるタイプです。」
落ち着きが無いと取られてしまうと残念ですので、行動的で好奇心旺盛という面をアピールしましょう。
その良さを生かせるように、今までの子育ての中で好奇心旺盛が故に取り組んで来たことや、成功した出来事を長所にして願書にアピールしましょう。
考え無しに行動する = 思い付くと無計画に行動するタイプ
例文:1「幼い頃から、臆する事無く様々な事に興味津々なので、先ずは一人でやってみようという冒険心があります。最近では、一人でお使いに行ってくれ、頼まれた物を正しく購入してくれます。自分で体験して達成感を積み重ね、自信がついて頼もしく感じております。」
例文:2「結果ばかりを考えず、何事にも挑戦していく面がありますが、じっくり計画を立ててから行動した方が上手く行くこともあるので、行動する前にしっかり考える事を日々の生活の中で教えております。」
例文:3「思い立ったら直ぐに行動して、失敗や成功体験を積み重ねて成長するタイプです。」
その冒険心があり、体験をしてきたことや、結果を恐れずにチャレンジした具体的なエピソードを願書に書けると良いと思います。
身勝手でわがまま = 思タイプ
例文:1「仲の良いお友達だけではなく、初めて会ったお友達にも自分の意見を言うことができます。」
例文:2「自分が得意な事、好きな事をはっきり理解しており表現することができます。」
例文:3「なかなか上手く行かなくても、最後まで自分の意志を曲げずに頑張る姿があります。」
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集団行動からはみ出す = 集団行動で一人目立ってしまうタイプ
例文:1「幼稚園で共同制作をする際に、意見を言ったり、率先して行動したりと、リーダーシップを発揮していると伺っています。」
例文:2「いつも色々なことに興味を示し、初めてのことでも臆することなく、先頭に立って行動するチャレンジ精神の持ち主です。」
例文:3「みんなが黙っている場面では、率先して意見を発信し、思ったことを素直に表現するタイプです。」
例えば、発表会や運動会で発表内容や配役を決める先に、積極的に発言して、みなの意見をまとめた。結果的にスムーズに発表内容が決まったなど、お子さんがクラスの中心に立った具体的なお話を混ぜると良いと思います。
人の話を聞かない = 人の意見にあまり関心が無いタイプ
例文:1「周りに左右されることなく、一つの物事に対して自分が何をしたいのか、どう思っているのか、はっきりと自分の考えを持っています。」
例文:2「みんなと違った意見であっても、その思いを貫く強さが伺えます。」
自分の意見を言うばかりではなく、人の意見も良くように促している。または、人の意見もちゃんと聞ける様子もつけくわておくと良いと思います。
ふざける = おどけて調子に乗るタイプ
例文:1「あまり得意ではないことも、前向きに楽しもうと努力する姿勢が伺えます。」
例文:2「どんな時でも子供らしい明るさや楽しさを忘れないユーモアがあります。」
子供らしく、わんぱくに遊ぶが目に浮かぶような表現で願書に書きましょう。
「調子にのる」または、「ふざけるタイプ」だと取られないに、上手に表現してください。
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がさつ・ざつ = 言動が大雑把なタイプ
例文:1「行動が素早く、一度に複数の指示をしても、自分でできる順番を決めて行動してくれるので助かります。」
例文:2「細かな事には拘らず、お手伝いなどはテキパキとこなします。おおらかな性格ゆえに人とぶつかることも無いです。」
また、「俊敏に行動できる」様子もアピールポイントになりますので、そのようなエピソードを加えましょう。
うるさい = 思った事をすぐに口に出し、うるさいタイプ
例文:1「誰にでも聞こえるような元気な声で、積極的に活動します。」
例文:2「初めて行ったサッカーの体験教室でも、自分から積極的に声を出して行動できます。」
明るく活発で行動力がある子に対して、大人しくじっと待つことを教えていることを願書に書けると良いと思います。その子の個性としてポジティブに受け止められるような表現をしましょう。
大雑把でずぼら = 物事を深く考えず無責任タイプ
例文:1「子供の同士でケンカになった時はあまり気にせずに、直ぐに仲直りできます。」
例文:2「自分が遊んでいるおもちゃを弟が取り上げても動じないおおらかさがあります。」
そのあたりにエピソードを願書に書けると良いと思います。
実際に、おおらかさが表現された成功体験などを探してみましょう。
怒りっぽく気が短い = 気に入らない事があると直ぐに口答えするタイプ
例文:1「何事にも真摯に受け取り、些細な事にも良く気が付き、自分なりに考えを発言できる。」
例文:2「自分の考えを主張できるので、やりたいことに熱意を感じる。」
納得できないことや気付いたことを直ぐに発言することができる強さと熱意を感じる、とてもエネルギッシュなお子さんだと思います。
具体的なエピソードを願書に書けると良いと思います。
[小学校受験願書例文]短所を長所に変える!
のんびり屋さんタイプ
行動が遅い・のんびり屋 = スローペースで周囲をハラハラさせるタイプ
例文1:「どんな時でも自分が納得するまで、じっくり考える慎重さと丁寧に取り組む姿勢があります。」
例文2:「おっとりとしており何事にも落ち着いて行動できるので、周囲からの信頼があります。」
丁寧に作業に取り組める姿勢をアピールしましょう。
しかし、慎重さゆえに集団行動ができないのではと思われないように、時間を意識して行動しているというエピソードまたは家庭の教育方針に触れて願書に追記しておきましょう。
今から大物になりそうな雰囲気が漂っていますね。
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忘れっぽい = 注意をしても同じような間違いを繰り返すタイプ
例文:1「怒られたことやお友達とケンカをしたことをいつまでも引きずることなく、次の行動に移ることができるおおらかな性格です。」
例文:2「先生に叱られた翌日には、すっかり忘れていつも通りに戻ります。くよくよしない明るい性格です。」
例文:3「様々な事に興味津々なので、つい約束したことを忘れてしまうことがありますが、周囲を良く見て、頭の回転がとても早いと感じます。」
忘れっぽいと注意力が散漫と思われないように、おおらかな性格であると表現を変えましょう。
集中力を養う教育をしていることも願書でアピールすると良いでしょう。
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幼稚 = 他所のお子さんと比べるとまだ幼さが残るタイプ
例文:1「子供らしい純粋さがあり、素直な言葉やかわらしい仕草がうかがえます。」
例文:2「幼い部分があり、子供らしく感じたままを素直に表現するので、家族はもちろん、幼稚園や近所の方からも可愛がられる存在です。」
面接で、3~4歳の幼稚な言葉や態度が出てしまったとして、無邪気な様子が微笑ましいと思えるようなエピソードを話せると良いですね。また、願書にも書きましょう。
子供らしい子供の姿はマイナスになることはありません。
めんどくさがり = 俊敏さが無く、物事の取り掛かりが遅いタイプ
例文1:「物事を始めるのは遅いですが、一度とりかかると何をどうすれば早くできるかを考えてから行動するタイプです。」
例文2:「細かい事には拘らない性格ですが、必要な時には率先して動く行動力があります。」
例文3:「物事を先にじっくり考えて、優先順位をつけて行動することができます。」
物事をどうすれば効率良くこなせるか考えることが出来るとうエピソードを願書に盛り込んでおくことが良いでしょう。
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おひとよし = 気が良くて、お友達に利用されてしまうタイプ
例文1:「一人でいるお友達には優しく声を掛け、輪の中に誘うことができるというお世話好きな面があります。」
例文2:「お友達と意見が異なっても、決して自我を通そうとはせず、相手の言葉に耳を傾けるようにし、争いをせずにその場を収めることができます。」
意志が弱い = 困難にぶつかると直ぐにくじけてしまうタイプ
例文1:「自分の我を通さず、周囲の意見に耳を傾け、お友達に合わせることができます。」
例文2:「相手の意見を受け入れて、自分の考えと合わせて判断できる柔軟性があります。」
しっかりと自分の考えも持っていて、それでいて相手の意見も受け入れる寛容さ、さらに、自分の考えを見直すことが出来る柔軟性があるエピソードを願書に書きましょう。
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飽きっぽい・気分屋 = 物事に集中して取り組めず、気分で行動するタイプ
例文1:「いろいろな事に興味を持ち、好奇心旺盛なところがあります。」
例文2:「叱られても、長く引きずることなく、気持ちの切り替えが上手にできます。」
例文3:「成功した時も失敗した時も、次に何をすれば良いかと考え、常に先を見据えて、頭の回転が速いと感じることが多々あります。」
見方を変えると、常に新しいことに興味を示し、とてもエネルギッシュな良い面もあります。
願書では、どんな風に好奇心旺盛なのか、どんな時に、頭の回転が速いと感じたのか、具体的なエピソードを必ず盛り込んでいきましょう。
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だらしない = すぐにへこたれるタイプ
例文1:「おおらかで周囲が散らかっていても気にならない時もあり、状況を客観的に見たり、次の行動へ結びつくような自覚を促しています。」
例文2:「細かな事にあまりこだわらないので、物事に柔軟に対応できます。」
おおらかな性格はアピールして、願書に書きましょう。
細かいことに拘らないので、お友達と衝突することなく、仲良く遊ぶことができる面もアピールポイントです。
まとめ
物事には陰と陽があるように、短所は長所でもあり、長所は短所でもあるということを実感しながら、書き進めておりました。
是非、願書や面接でもお子様の良さをどんどんアピールして下さい。
親からの評価だけではなく、幼稚園やお稽古の先生からも評価コメントを添えるとよりお子様のことをイメージして理解していだだけると思います。
面接でもきっと役立つこと間違いなしですよ。
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さいごに
2022年難関校に受験予定のお嬢さんのお母様からこんな嬉しいご意見を頂きました。
このお母様は、お嬢さんが「行動が遅い、のんびり屋さんタイプ」で悩んでいたそうです。2020.5.21
実際に願書に書く前に、基本的な願書の書き方も参考にしてくださいね。
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「まさに娘がこのタイプです!
例を挙げてくださり、ありがとうございます
特に周囲から信頼がある、という娘の場合も納得ポイントでアピールになりますね!」