日本国内の中に、多々存在している国立小学校ですが、大阪教育大学附属天王寺小学校は特に注目を浴びている国立小学校になります。
「個が生きる学校」を目指し、国立小学校の中でも特に最先端な印象を与える小学校です。
その評判は海外にも広まっており、海外視察も入る程、注目を浴びている国立小学校です。
今回は、そんな大阪教育大学附属天王寺小学校についてまとめてみました。
大阪教育大学附属天王寺小学校のいじめ対策
大阪教育大学附属天王寺小学校のいじめ対策について調べたところ、平成30年に公開された、大阪教育大学附属天王寺小学校のいじめ対策についての内容が出てきました。
おそらく、現在の令和の時代でも、いじめ対策の方針などは、さほど変わりはないと思うので、ご紹介していきたいと思います。
まず、大阪教育大学附属天王寺小学校では「いじめ」について、「いじめは、どの学校どの学級でも起こりえる。」という考えを持っており、早期発見・早期解決に努めると唱っています。
あくまでも、「いじめは絶対に許さない。」と考えており、児童・教職員一同での共通認識を持っている考えのようです。
肝心なポイントである、いじめの兆候に気が付いた場合は、児童1人1人に応じた指導や支援を行い、学級・学校の枠を超えて大学(附属学校課)及び関係者機関との連携を図り、いじめの対策を取ることが書いてあります。
正直、この文章だけを見ると本当にいじめの実態を把握し、解決につなげることができるのかと思いますが、大阪教育大学附属天王寺小学校では、これだけでなく、いじめが起きた場合の校内研修も行っています。
校内研修の内容としては、いじめについての教職員の共通認識・理解・指導力向上と、事例研究やカウンセリング演習など、実践的な内容の研修となっています。
しかも、この校内研修は全教職員の参加となっているため、大阪教育大学附属天王寺小学校に関係する職員全てがこの認識で統一されています。
大阪教育大学附属天王寺小学校では、いじめ対策について他にもかなり細かく記載してあるので、大阪教育大学附属天王寺小学校のいじめ対策について気になる方は、是非1度見てみてください。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校の試験内容
大阪教育大学附属天王寺小学校の試験内容は、以下のような試験内容となっています。
ペーパー | 言語・数量・模写・絵の記憶など |
---|---|
行動観察 | 男子、女子で行う内容が異なる |
運動 | なわとび |
面接 | 志願者並びに保護者 |
その他 | 歌唱 |
大阪教育大学附属天王寺小学校で行われる試験内容は、上にまとめた試験内容となりますが、実はこの大阪教育大学附属天王寺小学校の入学試験は、2日間に分かれていることがわかっています。
しかし大阪教育大学附属天王寺小学校に合格をするためには、ペーパーテスト・集団テスト・保護者の作文が課せられており、ここで合格ができなければ2次試験に進むことができません。
大阪教育大学附属天王寺小学校のように国立小学校の多くは、私立小学校とは全く異なった選抜方法・試験内容となるため、私立小学校の受験勉強をしてきた親子からすれば、かなり「独特」な世界に感じると思います。
大阪教育大学附属天王寺小学校や他の国立小学校では、まずくじ引き(ない国立小学校もある)その後に、年齢相応なペーパー(基本的にはかなり難易度が低い)その後にどんな家庭であるのかを見て、学校に入学をしてもいいと思える家庭だけを残し、最後にまたくじ引きで決める(ない国立小学校もある)という流れが一般的です。
大阪教育大学附属天王寺小学校では、保護者の作文(アンケート?)のようなものも毎年、出題傾向にあるので、こどもだけでなく保護者の受験対策も欠かせません。
ペーパーでは、大阪教育大学附属天王寺小学校の過去問題集を見るとわかりますが、かなり基本的な内容が主となっている印象です。
私立型の勉強をやっていたこどもであれば、ある程度簡単に解くことができると思います。
国立小学校の場合、基本的にペーパーはほぼ100点に近い状態にしておきたいので、ミスのないように徹底したいくことが良いと思います。
面接では、どうやらかなりアットホームな雰囲気での面接となっているようで、朗らかに受験をすることが出来そうです。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校の受験情報
大阪教育大学附属天王寺小学校の受験情報としては、特に忘れて欲しくない内容があります。
小学校受験を視野に入れて子育てをしているご家庭であれば、よくご存知な情報かもしれませんが、国立小学校には通学できる範囲が決まっているのです。
大阪教育大学附属天王寺小学校は、国立小学校になるので、もちろん他の国立小学校と同様に通学条件があります。
詳しい通学範囲に関しては、大阪教育大学附属天王寺小学校で行われる学校説明会はもちろんのこと、他にも学校公開の際に大阪教育大学附属天王寺小学校で勤務している教員の先生に尋ねるなどして、受験情報を集めていきましょう。
毎年、大阪教育大学附属天王寺小学校では徒歩又は公共の交通機関を使って、自宅から学校までトータルの時間で50分以内に居住していることが条件となっています。
しかし、中にはトータルで50分以内で通学が出来る居住地であっても、通学範囲外ということもまれにあるので、このあたりは気を付けて見てみると安心かと思います。
また、このほかにも細かい通学条件があり、自家用車や自転車での通学は禁止とされています。あくまでも、徒歩のみで50分以内の居住地となっているため、気を付けてください。
尚、受験時に居住地が50分以内で入学をし、入学後に居住地を変えて50分を超える居住地に引っ越しをした場合は、即刻退学となるので必ずチェックしましょう。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校のくじ引きとは?
大阪教育大学附属天王寺小学校では、以前は「抽選」といって、いわゆるくじ引きが行われていました。
この抽選(くじ引き)というのは、多くの受験者の中から適性試験(ペーパー・行動観察等)を合格し、一定層の合格見込みがある受験者から、くじを引かせて、最終的な合否を決定するという仕組みになっています。
この抽選(くじ引き)という制度は、多くの国立小学校で根強く残り続けている独特な文化であり、東京都内の国立小学校でも未だに残り続けている仕組みになります。
しかし、大阪府では大阪教育大学附属天王寺小学校をはじめとする国立小学校にて、くじ引きを廃止する動きが高まっており、現在では大阪府の国立小学校では、くじ引き制度が廃止されているようです。
しかし、国立小学校のくじ引きについては過去に「くじ引きが合ったからこそ、うちは入学ができた。」などの声も上がっており、実際には受験者プラスそのご家庭の「運」と「実力」2つが必要でした。
大阪教育大学附属天王寺小学校の様に、くじ引きが廃止された場合完全に実力の世界にも近いと言えるので、大阪教育大学附属天王寺小学校を受験する場合、他県の国立小学校などの受験情報はあてにならないと思います。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校の倍率は?
大阪教育大学附属天王寺小学校の倍率は、毎年およそ3.7倍から4.2倍あたりを推移しています。
もちろん、男子や女子それぞれの倍率で見ると、若干の誤差は出てきますが、毎年一定の倍率があることから、一定数の入学志願者がいることは確実です。
また、大阪教育大学附属天王寺小学校の倍率でおもしろいことは、私立小学校のように「毎年、男子の倍率の方が高い」「女子の倍率の方が高い」のような特徴的な傾向がなく、ある年では男子の倍率が高く、またある年では女子の倍率の方が高いなど、その年によってバラバラであります。
他にも、大阪教育大学附属天王寺小学校を全国的に見てみると、首都圏内の国立志願者は年々増え続けており、私立小学校と国立小学校には入学をすることが困難であるレベルでした。
しかし、大阪教育大学附属天王寺小学校を含む大阪府に所在している国立小学校では、倍率を見てわかるようにいきなり倍増していることはありません。
もともと、大阪府内の小学校受験層というのは、首都圏よりも少ないのでそのことから、あまり変化がないと考えられるのかもしれません。
コロナウイルスで、転換期を迎えた小学校受験業界ですが、大阪教育大学附属天王寺小学校の場合、あまり関係はないかもしれません。
大阪教育大学附属天王寺小学校の倍率は、毎年それなりにあるため、きちんと早めから対策を練っておくことが良いと思います。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校のクチコミは?
大阪教育大学附属天王寺小学校のクチコミには、とても良いクチコミが多々見受けられました。
中でも、やっぱり1番多かったクチコミは、「大学の研究の場でもある大阪教育大学附属天王寺小学校の特徴から、先生たちが皆教育熱心である。」というクチコミが多かったように思います。
大阪教育大学附属天王寺小学校のように国立小学校では、「教育の研究の場」という実態もあるため、公立小学校では行わないような内容をかなり多く行います。
他にも、大阪府内の公立教員が集まって授業を行う「公開授業」等も多々あることから、大阪教育大学附属天王寺小学校の教員の先生たちは、特に研究熱心で教育に熱い先生がいるのかもしれません。
他にも、大阪教育大学附属天王寺小学校のクチコミで多かった内容としては、「教育熱心な家庭が多く、生徒の多くは習い事を複数掛け持ちしている。」という内容でした。
こちらも、やはり小学校受験を考えて受験しているご家庭であるからこそ、皆さんおのずと教育熱心なご家庭が集まることは、想像ができます。
むしろ、教育について興味のないご家庭ではそもそも大阪教育大学附属天王寺小学校を受験しないと思うので、教育熱心なご家庭に囲まれて6年間を過ごすことは、子どもも親も居心地がいいと思います。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校の偏差値は?
大阪教育大学附属天王寺小学校の偏差値は、およそ54~58の辺りであろうと考えられます。
大阪教育大学附属天王寺小学校自体に、偏差値という指標が存在しないのですが、大阪教育大学附属天王寺小学校の系列校である、大阪教育大学附属天王寺中学校の偏差値が、54~58であると言われています。
大阪教育大学附属天王寺小学校を卒業した生徒の多くは、大阪教育大学附属天王寺中学校に進学をすることも多いことから、大阪教育大学附属天王寺小学校の偏差値は54~58あたりであると考えさせてもらいました。
小学校受験において、偏差値54~58というのは中々高い偏差値であり、独学での受験対策や何もせずに受験をした場合、その結果は中々難しいものがあります。
また、偏差値だけを見てわかるように、とにかく各項目で平均又は平均以上の点数を取らなければ、厳しい戦いになることがわかります。
偏差値50で、受験者の中での平均の数値と考えると、大阪教育大学附属天王寺小学校の持つ偏差値54~58は、平均以上ということがわかります。
全てにおいて、満点を取らなければならないわけではないですが、それくらいの意気込みがなければ、中々難しい戦いになると思います。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校の進学先は?
大阪教育大学附属天王寺小学校を卒業した後の進学先としては、大阪教育大学附属天王寺小学校の系列校である、大阪教育大学附属天王寺中学校はもちろんのこと、様々な中学校へと進学をしています。
大阪教育大学附属天王寺中学校も、大阪教育大学附属天王寺小学校を卒業したからといって、エスカレーターで何もせずに入学ができるわけではなく、一定数の条件を満たしている生徒のみが、内部進学をすることができるようになっています。
大阪教育大学附属天王寺小学校を卒業した生徒が、一体どのような中学校へと進学をしたのかは気になりますが、細かい進学先などの情報は出てこなかったため、分かりませんでした。
しかしながら、大阪教育大学附属天王寺小学校には、系列校が複数存在しており、その中に中学校も複数持っています。
大阪教育大学附属天王寺中学校 |
大阪教育大学附属池田中学校 |
大阪教育大学附属平野中学校 |
もしかすれば、大阪教育大学附属天王寺中学校ではない、他の系列校に進学を決めた卒業生も存在しているのかもしれません。
もちろん、系列校だけでなく他の私立中学校を進学先に選んだ卒業生もいると思います。
この辺りは、もしわかったことがあれば追記していけたらと思っています。
スポンサーリンク
大阪教育大学附属天王寺小学校を記念受験する?
大阪教育大学附属天王寺小学校について、記念受験をしているご家庭は存在するのか、気になるご家庭も多くいるかと思います。
実際の所、かなり前の大阪教育大学附属天王寺小学校の受験者の中には、存在していたようです。
大阪教育大学附属天王寺小学校だけでなく、全国に所在している国立小学校では、毎年一定層「記念受験組」が存在していると言われていますが、国立小学校も今や運だけでは入学ができない時代に突入したのではないでしょうか。
受験者の質がどんどん変わり、時代の変化と共に変わる試験内容についていくためには、やはり記念受験は厳しく、塾に通い尚且つ私立小学校を併願することがベストな選択と言えるでしょう。
大阪教育大学附属天王寺小学校のように、抽選のくじ引きがないにせよ、合格するには実力が必要不可欠です。
多くの受験生は、私立型の勉強も行い挑んでくる入試で、その力に対抗するには、記念受験では厳しい現実があると思います。
そうは思いながらも、首都圏内の国立小学校では未だ記念受験組は毎年存在しています。その多くは、受験対策は抽選に通ったら行う計画の方が多いですが、前もって準備を行う方が子どもの負担を考えると、軽い負担で済むのではないでしょうか。
実際に願書に書く前に、基本的な願書の書き方も参考にしてくださいね。
- のんびり屋さんのおひとよし、忘れっぽく幼いタイプ
- 理解が早く、おしゃべりでしっかり者だが、生意気なタイプ
- こだわりが強く、あまり主張しないネガティブ思考タイプ
- 行動が俊敏で活発、怒られても平気で落ち着きがないタイプ
- 神経質で大人しく、直ぐに周囲に溶け込めないデリケートタイプ