筑波大学附属中学校の偏差値・倍率・学費・難易度・評判・クチコミ

筑波大学附属中学校は、東京都文京区にある男女共学の国立中学校です。
中学校受験では国立最難関の学校であり、伝統と自由な校風で人気の学校です。
しかし、中学校と高等学校は一貫ではなく独立していて、全員が高校へ進学できるわけではありません。
秋篠宮家のご子息、悠仁様が筑波大学附属高等学校へ入学されたことでも話題になりましたね。
ここでは、筑波大学附属中学校の受験を検討されている方に分かりやすく全ての情報をお伝えしますので、受験の参考になさってください。

筑波大学附属中学校の偏差値

偏差値

倍率

中学校受験偏差値一覧こちらでは、私立、公立中学校の偏差値と倍率、そして初年度の学費を一覧にしております。 受験の参考していただけると幸いです。 ...

筑波大学附属中学校の学費・授業料・寄付金など費用

入学金や授業料など必要な諸経費・授業料・学費

筑波大学附属中学校は、国立の義務教育課程であるため授業料はかかりません。
教材費や校外学習費、PTA会費、後援会費などが必要になります。

令和3年度の実績では、初年度は約32万円、2年次は約13万円、3年次は約12万円がかかっています。

これらの金額は在学中も必要に応じて改定されることがある。（学校案内に記載内容を引用）

筑波大学附属中学校の寄付金

寄付金：不明
奨学金・特待生制度：経済的理由により、就学困難と判断された生徒を対象とした奨学金や給付金制度があります。

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筑波大学附属中学校の入試日程と科目

入試日：2月3日
合格発表：2月4日
入学手続：2月4日・2月5日
試験科目：

報告書点 :

６年生12月末の９教科の学習の記録（評定）  計42点満点
国語・社会・算数・理科…各３点
音楽・図画工作・家庭・体育・外国語…各３点×２倍  

※2022年入試より報告書点に英語を加え、36点満点から42点満点に変更

※ 学力検査得点と報告書点の合計点および報告書の内容を総合的に判断して、判定されます。

面接：実施しない
検定料：5,000円

併願校の例

灘、渋谷幕張、栄東、浦和明の星、立教新座、市川、西大和、愛光、開成、麻布、武蔵、駒場東邦、桜蔭、女子学院、早稲田実業、桐朋、渋谷教育学園渋谷、広尾学園、世田谷学園、巣鴨、本郷、城北、豊島岡女子、洗足学園、吉祥女子、東京農大一、芝、攻玉社、頌栄女子　など

筑波大学附属中学校の受験日が2月3日ですので、2月1，2日に試験のある学校を受験することも可能です。
それぞれの学校の校風や基本理念などを確認して、お子さんに合う学校選びをなさってください。

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筑波大学附属中学校の入試説明会

〇学校説明会【要予約】

〇運動会 【事前申込制】
9月17日　8:15~11:30  12:10~15:30

〇学芸発表会(文化祭)　【事前申込制】
10月29日・30日　　9:00~15:00

筑波大学附属中学校の部活動

筑波大学附属中学校では、ほぼ全員がいずれかの部か研究会に所属しています。
部活動の活動日は週3日までと決められていますが、1年生から3年生までが協力し合い、勉強と両立して活動に励んでいます。

体育系クラブ

男子水泳部、女子水泳部、蹴球部、男子硬式庭球部、女子硬式庭球部、排球部、野球部、陸上競技部、男子籠球部、女子籠球部、ダンス部、剣道部、バドミントン部、卓球部

文化系クラブ(研究会と呼ばれている)

音楽研究会、化学研究会、電子電脳技術研究会、美術研究会、イラスト研究会、天文研究会、鉄道研究会、演劇研究会、アジアの子供の会、家庭科研究会、文藝同好会、軽音楽同好会、競技かるた同好会、囲碁将棋同好会

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筑波大学附属中学校の評判・クチコミや保護者会の声

• おおらかな子が多く、小学校からの内部進学生ともすぐに仲良くすることができている。
• 考え方や解き方を考えさせる授業が多く、思考力が養われている。
• 周りには学校が多くあり、最寄駅からも近くてよい。
• 生徒自身が各行事などを取りまとめる機会が多く、成長できる機会だと感じている。

優秀な先生方が多く集まり先進的な教育を受けることができる子ども達がうらやましいですね。
生徒による「自治」が盛んな学校ですので、勉強にも運動にも行事にも全力で取り組むことができそうですね。

筑波大学附属中学校の基本情報(場所・校長・施設・沿革)

筑波大学附属中学校の住所・場所・アクセス・通学

筑波大学附属中学校とは(校長・編入)

筑波大学附属中学校の人数

例年、附属小学校から約125名が内部進学しています。

筑波大学附属中学校の施設・セキュリティ

東京都内とは思えないほど敷地は広く、緑に囲まれた環境の中にあります。
校庭や体育館、プールなどは中学校と高校が共同で使用しています。

一人に1袋ずつの非常食セットやアルミ製寝袋、仮設トイレやランタン、発電機、バーナーなどが災害時に備えて備蓄されています。

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筑波大学附属中学校の沿革

筑波大学附属中学校の教育方針(教育理念)

＜校訓＞強く、正しく、朗らかに

＜教育目標＞
調和的な心身の発達と確かな知性の育成、ならびに豊かな個性の伸長を図るとともに、民主的社会の一員として人生を主体的に開拓し、すすんでは、人類社会の進展に寄与することができる人間を育成する。

引用元：筑波大学附属中学校ホームページ

長い伝統のもと、自主・自律の精神やたくましい実践力に基づく自由な校風が育まれ、生徒の自治活動が尊重されています。

筑波大学附属中学校では、運動会や校外活動などの学校行事、部活動などでも生徒が相談しながら企画・運営を行う「自治」が実践されているそうです。

また、道徳と特別活動を融合した「HRH(ホームルームアワー)」と呼ばれる学年自治会や学級自治会を行う時間があります。

子ども達は「自治」を通して、協調性や他者への心配り、責任など集団生活に必要なことを身につけたり、主体的に考える力を培ったりしているのですね。

筑波大学附属中学校のクラス分け・専科教員

筑波大学附属中学校のクラス分け

筑波大学附属中学校では、小学校からの内部進学者との混合クラスになっています。
1クラスは40名程度で、1学年5クラスの編成です。

充実した教科別専科制の教員

2022年（令和4）度現在

＜筑波大学の附属校としての役割＞

1. 先導的な教育拠点として
   先進的な教育実践のため、教育の研究と実践を推進しています。
2. 教師の教育拠点として
   教員研修や公開講座の実施しています。
3. 国際教育拠点として
   生徒の国際化対応力を育成し、海外短期留学やホームステイなど国際交流の推進を図っています。

教育や学問に関する知識が豊富な先生方が集まっていますので、レベルの高い授業を受けられる子ども達は幸せですね。
しかし、国立大学の附属校という、他校にはない特徴があることにお気をつけください。

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筑波大学附属中学校の年間行事(入学式・運動会)

多くの学校行事を、生徒自身が仲間と力を合わせて考え、助け合って創り上げていることも、筑波大学附属中学校の特徴の一つです。

修学旅行は、希望の５コース(文学・産業生活・自然・勤労体験・芸術など)に分かれて実施しています。
修学旅行発祥の学校としての長い伝統があります。

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高等学校や大学への進学情報

内部進学試験を受験し、約8割の生徒が附属高校に進学しています。
全員が附属高校へ進学できるわけではありませんので注意してください。

中学校での成績(内申点)と当日の試験の結果で総合的に判断されます。

筑波大学附属高等学校から毎年、難関大学や医学部へ多くの合格者を輩出しています。
筑波大学の附属校ですが、筑波大学へ内部進学枠があるわけではありません。
学校の学習以外に塾などの自主的な学習を進めて、大学受験に備えている方が多いようです。

充実した進学指導

• 全教科でアクティブラーニングを実施
  教科書を中心として学び、確実に基礎を身につけてからじっくり応用力をつけていく。
• 授業の流れの中で、一部先取りの内容を扱うこともある。
• 定期考査後に個別指導期間を設けている。
• 中学校と高校のカリキュラムは独立している。
• 高校では文系・理系のコース分けはない。

先取り学習は行わずに、探究心や思考力、表現力を育むことを重視して指導が行われています。

筑波大学附属中学校の時間割

主要5教科の1週間当たりの時間数

1時限あたりの時間は50分、毎日授業が6時限あります。
※土曜日は、3時限です。

筑波大学附属中学校の入試情報

募集要項・人数(定員)・試験(受験日)日程・出願書類

1.　募集人員：男女合わせて約80名

※指定する通学区域内に保護者(親権者または後見人)とともに居住し、そこを生活の本拠としている者

入学後に区域外に転出した場合、在学できなくなります。

通学指定区域

2.　試験期間：　2月3日

3.　WEB出願受付期間：12月9日～1月12日

4.　出願書類

• 写真票
  受験票と切り離し、受験票は検査当日に持参してください。
• 報告書
  小学校の先生に作成を依頼し、在籍小学校の封筒に入れて、厳封
• 転居予定申告書(該当者のみ)
• 申告書(該当者のみ)

提出期間：1月6日～1月13日(当日消印有効)

簡易書留で郵送してください。持参はできません。

5.　入学検定料：5,000円

6.　合格発表：2月4日13:00（WEB）

7.　入学手続：2月4日13:00~17:00   2月5日9:00~13:00　本校事務室にて

8.　入学準備説明会：2月11日14:30
住民票の写しを提出してください。

筑波大学附属中学校の学習カリキュラム

学習カリキュラム

教科書を中心として学びオリジナル教材も活用しながら、確実に基礎を身につけてからじっくり応用力をつけていく。

【英語】
英語の授業は普段から原則的に英語ですすめています。
半年ずつ週一回、外国人講師と日本人教師によるチームティーチングを実施したり、昼休みと放課後に外国人講師と英語で話せる English Roomの開設をしたりしています。

【数学】
生徒同士で意見を交換しながら、概念を確認したり解決の方法を話し合ったりし、教科の内容を深く掘り下げた授業を実施しています。

【国語】
教科書による基礎基本のほかに、漢字・語彙力の育成、国文法の指導、百人一首の暗唱、副読本を用いた指導などを行っています。

【社会】
体験や交流を行いながら「疑問の発見と追及をめざす」授業を実施しています。

【理科】
観察や実験を通して、科学的な思考力を育むことを重視しています。

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筑波大学附属中学校合格への受験対策・入試問題

筑波大学附属中学校の入試科目は、国語、算数、社会・理科です。
2020年度入試までは副教科もありましたが、現在は4教科のみに変更になっています。

国語は、物語文と説明文の大問2問です。
読むスピードは必要ですが、難易度はそれほど高くありません。
思わぬミスをしないように、正しい選択肢を選ぶなど確実に得点できるようにしておきましょう。

算数は、問題数が多く作業が必要な問題も多く出題されています。
正確な処理能力はもちろん、どの問題から解くのか、どのくらい時間をかけられるのかなどのペース配分が大切です。

理科は、あらゆる分野から幅広く出題されています。
実験の手順や観察の結果まで理解を深めておきましょう。

社会は、バランスよく各分野から出題されています。
資料の中のヒントを読み取る練習をしておくとよいと思います。

入試問題の傾向をふまえて、過去問題集や塾で対策されておくとよいでしょう。

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筑波大学附属中学校合格への受験対策(願書)

筑波大学附属中学校の願書対策

募集要項や、インターネット出願の手引きをよくお読みになって出願してください。

筑波大学附属中学校の合格実績

筑波大学附属中学校へ合格実績が多いのは、サピックスです。

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