早稲田中学校の偏差値・倍率・学費・難易度・評判・クチコミ

早稲田中学校・高等学校は東京都新宿区にある中高一貫教育を行っている私立男子校です。
大隈重信の教育理念に基づいて、坪内逍遥らによって創立された、早稲田大学の系属・附属校の中では最も古い伝統がある学校です。
系属校であることから、各学部に推薦枠があって推薦により早稲田大学へ入学することができます。
例年、約半数は早稲田大学に進学し、半数は他の大学受験を目指す進学校です。

ここでは、早稲田中学校の受験を検討されている方に分かりやすく全ての情報をお伝えしますので、受験の参考になさってください。

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早稲田中学校の偏差値

偏差値

倍率

※2024年度入試より帰国生の募集を停止

中学校受験偏差値一覧こちらでは、私立、公立中学校の偏差値と倍率、そして初年度の学費を一覧にしております。 受験の参考していただけると幸いです。 ...

早稲田中学校の学費・授業料・寄付金など費用

入学金や授業料など必要な諸経費・授業料・学費

※その他として、林間学校参加費等で25,000円程度が別途必要です。

早稲田中学校の寄付金

寄付金：1口10万円、2口以上（任意）
奨学金・特待生制度：経済的理由により、就学困難と判断された者に奨学金として授業料・施設費・維持費などの相当金額を給付

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早稲田中学校の入試日程と科目

併願校の例

栄東、市川、立教新座、函館ラサール、早稲田佐賀、東京都市大、東京農大一、国学院久我山、開成、駒場東邦、世田谷学園、巣鴨、本郷、桐朋、城北、明大明治、聖光学院、芝　など

早稲田中学校は1日と3日の2回、受験のチャンスがあります。
しかし3日の入試は、御三家などの併願校として受験する方が多いので、偏差値・倍率ともに1回目より高くなっています。

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早稲田中学校の入試説明会

早稲田中学校の部活動

体育系の部活が17、文化系が12、同好会が9あり、ほぼ全員がいずれかの部に所属していて、中学生と高校生が一緒に活動しています。

体育系クラブ

陸上競技部、サッカー部、硬式庭球部、ソフトテニス部、硬式野球部、軟式野球部、バスケットボール部、バレーボール部、バドミントン部、フェンシング部、剣道部、卓球部、弓道部、水泳部、ワンダーフォーゲル部、サイクリング部、スキー部

文化系クラブ

物理研究部、化学研究部、地学部、吹奏楽部、歴史研究部、鉄道研究部、将棋部、軽音楽部、クイズ研究部、ＰＣプログラミング部、弦楽部、生物園芸部

同好会

美術、釣り研究、マジック、折り紙、数学研究、英会話、模型、囲碁、柔道

弓道部やフェンシング部、クイズ研究会などが実績を残しています。
部活動は週4回、1回2時間以内(最終下校は18時)と制限があるので、決められた時間の中で効率よく活動しているようです。

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早稲田中学校の評判・クチコミや保護者会の声

• 素直で真面目な生徒が多い。
• 厳しい校則はないが、生徒の自主性を重んじている。
• 基本的に学年の先生方は6年間持ち上がりで、優しく見守ってくれている。
• 早稲田大学に推薦入学するだけでなく、他の大学に一般入試で合格できる学力が見につく。

早稲田大学の系属校でありながら、早稲田大学以外の大学にも合格できる学力を身につけてくれるのはありがたいですね。
生徒の意思に基づいた進路選択が可能になり、他大学へ進学する際の支援体制も整えられているので、安心して学習に取り組むことができます。

早稲田中学校の基本情報(場所・校長・施設・沿革)

早稲田中学校校の住所・場所・アクセス・通学

早稲田中学校とは(校長・編入)

早稲田中学校の人数

※中高総生徒数：1891名

早稲田中学校の施設・セキュリティ

2023年2月に新校舎として、新3号館と興風館が竣工しました。
全校舎を連結し一体化することで移動が容易になり、中高生の交流が盛んに行われています。

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早稲田中学校の沿革

早稲田中学校の教育方針(教育理念)

＜教育目標＞

常に誠を基本とする人格の養成に努め、個性を伸張して、国家社会に貢献し得る、健康で民主的な人材を育成する。

引用元：早稲田中学校・高等学校ホームページ

早稲田大学の系属・附属校の中で、最も古い歴史のある学校です。
大隈重信の教育理念「逆境に処して益々雄壮」に基づいて、誠を基本とした人格の養成や個性を伸ばし、国家や社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

また、5教科だけでなく音楽や家庭科、情報などの教科にも力をいれていて、将来大きく羽ばたく「紳士の育成」を目指しているそうです。

早稲田中学校のクラス分け・専科教員

早稲田中学校のクラス分け

• 早稲田中学校では1クラス45名前後で、1学年7クラスの編成です。

高校からの募集は実施されていませんので、中学入試で合格するしか入学のチャンスはありません。

充実した教科別専科制の教員

2022年（令和4）度現在

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早稲田中学校の年間行事(入学式・運動会)

最大の行事は、9月下旬から10月初旬の土日2日間に行われる「興風祭」です。
文化系の部活動や有志の発表、模擬店、パフォーマンスなどが行われていて、毎年約2万人が来場する一大イベントです。

中1で林間学校、中2以上の希望者対象のサマーキャンプやスキー学校などの宿泊行事があります。
高2の関西研修は、施設委員が中心になって準備を進め、関西地方の文化や歴史などを3泊4日の班別行動で学びます。

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高等学校や大学への進学情報

早稲田中学校卒業後は、そのまま早稲田高等学校へ進学します。

その後は、早稲田大学の系属校であるため、多数の生徒が早稲田大学へ推薦入学制度を利用して進学しています。
早稲田大学の各学部から定員が指定されているため、早稲田高等学校の推薦基準に基づいて推薦入学の候補者を決定しています。

【2023年卒業生315名　大学進学実績】
早稲田大学推薦進学者　153名
指定校推薦進学者(慶應義塾大学)3名

約50％が早稲田大学へ推薦で進学しています。
また、東京大学や京都大学、一橋大学などの難関校や医学部に進学する生徒も多いです。
早稲田大学だけでなく、生徒が希望するどんな大学へも進学が可能になるように、進路指導を行っているそうです。

充実した進学指導

• 習熟度別のクラス編成はない。
• 高2で文系と理系に分かれる。
• 長期休暇中は、中1～高2で促進講習を実施
• 高3では、春期講習・夏期講習・冬期講習を実施

早稲田中学校の時間割

主要5教科の1週間当たりの時間数

1時間当たりの時間は50分、毎日授業が6時限あります。
※土曜日は、4時限です。

早稲田中学校の入試情報

募集要項・人数(定員)・試験(受験日)日程・出願書類

早稲田中学校合格の学習カリキュラム

学習カリキュラム

中高の6年間を3つに分けて、中1・中2を生活習慣と学習の基礎を固める時期、中3・高1を実力養成時期、高2・高3を応用力完成時期と位置づけている。
高2から文系理系に分かれ、高校の学習を概ね終了し、高3ではそれまでの学習を一層深化させたカリキュラムを設置している。

【数学】
中3で高1の内容を終了し、高2で高校の内容を終わらせる。

【英語】
中2〜高2でネイティブスピーカーによる英会話の授業を週1時間実施し、少人数の分割授業を行う。

【社会や理科】
アクティブラーニングの一環として体験学習を採り入れている。
社会では中1の鎌倉研修、理科では中3の地学実習などが行われている。

早稲田中学校合格への受験対策・入試問題

早稲田中学校の入試科目は、国語・算数・社会・理科です。

国語は、物語文と解説文の読解が出題されています。
記号選択や書き抜きで解答する者が多いです。
設問数は多くありませんが、ジャンルが幅広くさまざまな種類の設問が出されるので、総合的な国語力が問われています。

算数は、標準からやや難易度の高い問題が中心で図形問題が多く出題されています。
解答欄は答えのみを書く形式で部分点はありませんので、正確な計算力を身につけておきましょう。

社会は、すべての分野から幅広く出題されています。
まずは基礎基本をしっかりと身につけましょう。
資料を読み取る問題や最新の情報が必要になる問題も出題されています。

理科は、すべての分野からバランスよく出題されています。
実験や観察の説明などを読んで考える問題や記述、図を描くような問題もあります。
試験時間は30分と短いので、焦らずに落ち着いて問題を読み取りましょう。

入試問題の傾向をふまえて、過去問題集や塾で対策されておくとよいでしょう。

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早稲田中学校合格への受験対策(願書)

早稲田中学校の願書対策

募集要項や、インターネット出願の手引きをよくお読みになって出願してください。

受験票・座席票は切り離してＡ5サイズの透明なクリアファイルに入れ、試験当日に持参してください。

早稲田中学校の合格実績

早稲田中学校へ合格実績が多いのは、サピックスです。

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早稲田中学校卒業の芸能人や有名人は？

早稲田高等学校の卒業生には以下の方々がいらっしゃいます。

• 永六輔さん(放送作家・タレント)
• 梅宮辰夫さん(俳優)
• 山本晋也さん(映画監督)
• 福澤朗さん(フリーアナウンサー)
• 本髙克樹さん(アイドル)　　など

早稲田高等学校の卒業生の約半数が、早稲田大学へ推薦入学で進学しています。

早稲田中学校・高等学校では、受験にあまり必要とされない音楽や家庭科、情報にも力を入れていて、幅広い知識と教養を身につけることができますので、卒業生の活躍はさまざまな分野にわたっていますね。

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