2021年7月17日朝日小学生新聞社企画の「読書感想文の書き方と本の選び方」のオンライン特別授業を聞き、私なりにまとめました。
要するに、読書感想文の設計は4部構成にすることで簡単に書くことができます。
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[作文の書き方小学生]超簡単に読書感想文が書ける4部構成とは?
それは、ずばり、400字詰めの原稿用紙を4つに折ることです。
先ず、縦に半分に折り、さらに縦に半分におります。
そうすると、簡単に4部に分ける事ができます。
- まとめる力 (80文字)
- 抜き出す力 (120文字)
- 読み解く力 (120文字)
- 志す力 (80文字)
ます初めに、読書感想文の本のあらすじをまとめましょう。
長くだらだらと書くのでなく、80文字くらいにまとめられるように、文章を短く整えていきましょう。
その次は、印象に残った言葉や場面を抜き出して書きます。
三番目は、抜き出した内容について、自分の考えや行動や経験と比較して書きます。
自分も同じような気持ちになるのは、それとも違った考えや行動をするのか、これが読み解く力になります。
最後に、本を読んだ後のこれからの自分について書きます。これから自分はこうしていきたいと思ったとか、本に影響を受けてこうなりたいと思った心のプラスの変化を書きましょう。ここが一番のアピールポイントとなります。これが、「志す力」となります。
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[作文の書き方小学生]①まとめる力とは?長い本の内容を要約するコツとは?
とにかく、『半分にする』ことです。
そして、さらに半分にすることを繰り返して、①のまとめる力のあらすじを書けるようにしましょう。
あらすじを書くポイントは最後の文章の方からキーワードを見つけていきましょう。
いつ、だれが、何を、どうした? の順番で文章を組み立てていきましょう。
そして、長くても80文字くらいぴったりになるように整えましょう。
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[作文の書き方小学生]➁抜き出す力とは?抜き出すときのポイントとは?
ずばり、抜き出すのは、1つにしぼること!
あの場面もこの場面も感動したのでたくさん書きたくなる気持ちは分かりますが、いくつも抜き出すと作文が成り立たなくなってしますので、1つに絞ってください。
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[作文の書き方小学生]指導してくれたひきた先生は、朝小人気コラム
「大勢の中のあなたへ」を執筆されているひきたあきよしさんです。
ひきたさんは「読書推薦文」のコンクール審査委員を務められています。
早稲田大学法学部卒。博報堂で数々のCMを手掛けるほか、読書感想文コンクールの審査員も務める。子供のころ、太宰治の『走れメロス』を読んで、「こんな物語を書けるようになりたい」と思ったそうです。
勉強ができない人や集中力の無い人なんて居ないとおっしゃいます。
それは、たまたま成績が悪かっただけ、たまたま集中できなかっただけくらいに考えて、決して、自分は勉強ができないなどと思いこまないようにしてください。
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[作文の書き方小学生]課題の文字数が400字より多い場合は?
800字であっても、もっと多くても、設計図の構成は4部構成にし、作り方は同じです。
それぞれのブロックの文字数を増やせばOKです。
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[作文の書き方小学生]成績を上げる勉強法とはズバリなに?
その答えは、『誰かに教えること』です。
そのメリットは、以下の3つもあります。
- 学んだことを確認できる
- 自分の分かってないところを把握できる
- 声に出すことで記憶の残る
第一に、人に教えることで学んだことを再確認することができます。
また、再確認しながら、自分の分かってないところに気付きことができます。
声に出すことで、自分の頭の中が整理されると同時に、声から耳に届き、記憶に残り忘れないようになります。
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[作文の書き方小学生]文章の達人も人に『教える勉強法』と同じです。
- 誰かに宛て文章を書く
- その人の事を思い、書く
- どうしたら伝わるか考えながら書く
自分が思い描いたイメージを実況中継する
と、思っていることを文章にする力が養えるようです。
文章はつまり、『人に伝える力』も身に付けることができます。
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[作文の書き方小学生]文章の書き出しのコツは?
読み手に「次はどうなるのだろう?」と思わせる文章表現だ大切です。
作家になったつもり、読み手をわくわくさせながら書きましょう。
[作文の書き方小学生]上手な文章を書ける原稿用紙の使い方とは?
ずばり、4つの大きさに折って、4部構成にすることです。
目に見えて、4つに分けるので、1つの枠に収まるように話を
まとめて書くことに意識することができます。
[小学生の作文書き方]さいごに
作文を書かされているという気持ちではなく
絶対に面白い場面を引き出してやるというプロ意識で
書いて欲しいと思います。
その積極的な姿勢がどんどん作文が上手に書けるようになります。
子供の伸びしろは無限です。
今はうまく書けなくても、書いているうちに上手に書けるようになります。
書いた作文を褒めてあげることで、もっと書こう!と意欲的になりますので、ぜひ、お子さんが書いた作文に無反応ではなく、少し大げさくらいに褒めてあげてください。
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