願書の書き方
願書の読み手は、志望校の先生であることを念頭の置き、以下のポイントに留意して書けばよろしいかと思います。
どの小学校を受けるにしても、必ず願書の提出がです。
願書は学校によって本当に様々な様式で、本当に長文を書くフォーマットの願書もあれば、たったの3行だけという学校もあります。その中でも、一番多く問われる基本的な質問内容を下に記しました。
1、なぜ本校を志望したのか(志望理由)
2、学校への通学経路と時間
3、学校への要望や期待すること
4、ご家庭の教育方針
5、志願者本人の健康状態や性格や趣味など
6、家族構成や保護者の略歴など
上の全ての項目を書くことはなく、ほとんどの学校でそのうちの2から3項目程度で良いです。
長文を書く必要はないですが、願書を書く上で注意しなければならないことがいくつかあります。
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願書を書く上で注意しなければならないこと
1、丁寧に読みやすい字を書く
2、主語と述語をはっきりさせる
3、文章を短く、簡潔に書くこと
4、ですます調で文体を一致させる
5、書く言葉には気を配る
上記の点に注意することで、とても分かりやすい文章となり、相手に言いたいことはしっかりと伝わります。
読み手を意識して書く
読み手は志望校の小学校の先生ということを意識して書きましょう。
家庭の教育方針ですが、論文に出てくるような難しい表現をする必要は全くありません。
子供の教育について自分なりにどのように考えているのかそのまま表現すれば問題ありません。
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[願書書き方]丁寧に字体を揃えて書く
これは基本中の基本ですが、丁寧に書くことと、それから、漢字はやや大きく、平仮名は少し小さくするなどして、強弱をつけると読みやすく、そして見た目も綺麗です。
字体を揃えましょう。
斜め文字や癖字はなるべく直して、読みやすい文字を描けるように努めましょう。
私の場合ですが、小学校受験をすると決めた時から、願書を書く時を意識して、一年間ほど万年筆のお習字に通いました。
同じころに年中の子供が通っていたお習字教室では、大人の習字もやっていたので、子供と一緒にお稽古をしていました。
おかげさまで、願書の清書を出すころには、万年筆で綺麗に仕上げることができました。
子供が受験教室で頑張り家庭学習も頑張っている中で、親である私は何ができるのか考え、私も努力せねばと思い、習字を始めました。
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[願書書き方]主語と述語をはっきりさせる
志望理由や家庭の教育方針を考えていると、熱い思いが込み上げてきて、たくさんの文章が頭に浮かぶことと思います。
筆が先走ると、読み手である先生に、これは保護者のことか、それとも志願者のことを言ってるのか分からない文章になっている場合が生じます。
少し考えて察してあげないと分からないような文章では困りますよね。
一行一行に、主語を明記する必要はありませんが、その文章の主人公をはっきりと読み取れるような文章になるように意識しましょう。
主語と述語がボケてしまっている文章は、読み手である先生にもピンとこない文章になってしまいます。
そのためには、第三者に何度か読んでもらうことをお勧めします。
「分かりやすい文章」かどうか確認しながら、ご家庭それぞれのオリジナルの文章に仕上げましょう。
次は、主語と述語は近づけて文章を書きましょう。
主語と述語が離れてしまうと、読み手はそれを探すのに時間を要し混乱してしまいます。
不用意に主語を省くと読み手が混乱してしいますので、必要な個所に主語を入れるようにしましょう。
ポイント
1、主語と述語はなるべく近くにする
2、主語と述語の関係を意識する
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[願書書き方]文章を短く、簡潔に書く
質問に対する答えを簡潔にまとめて書いていきましょう。
答えや結論まで遠回りして書き、最後の一文のみが回答であるということがないように、簡潔にまとめて書きましょう。
文書は会話ではありません。
読み手である先生方は、たくさんの願書を読んでおられます。読み手に散漫な感じを与えないように、簡潔にスッキリ書かれた文章の方が好印象です。
要求されていない文章まで書いていませんか。
会話調になっていませんか、
今一度読み直ししてみましょう。
論文や名文などを書こうと肩に力を入れなくても良いです。
要求にあった短い文章を簡潔に書くことを意識しましょう。
ダラダラと長い文章では、読み出てある志望校の先生も途中で嫌になってしまいますよね。
色々と書きたい思いあると思いますが、一つの文章に、主題を2つも3つも盛り込むと、返って何が言いたいのか分からない文章になってしまいます。
ダラダラと切れ目の無い文章にならないようにしましょう。
ポイントは
・要求以外の部分は省き、要求されている事に絞る
・短い文章を要領良くスッキリ書く
・会話調にならないように
・論理的で簡潔に
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[願書書き方]文体を一致させる
普通体 | 「~だ」で終わる文章 |
論文調 | 「~である」で終わる文章 |
丁寧体 | 「~です・ます」「~でございます」で終わる文章 |
同一文章の中で混在し、乱用してはいけません。
小学校受験に書く文章は、「丁寧体」の敬体の方で書く方が望ましいでしょう。
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[願書書き方]書く言葉には気を配る
難しい用語は使う必要はないです。耳慣れない言葉や、専門用語、一般的に使わない漢字や、馴染みがない語句は使わない方が良いです。
御校 | 貴校よりも親しみやすく一般的表現。御社や貴社はビジネス的な堅苦しさを感じる |
私共 | 「達」は元々は貴族を表す尊敬語でした。「私共」の方は謙った表現で〇です。 |
致す | 「する」の謙譲語です。文中に多用すべきではないと思いますが、「御校を志望しました」とするよりは、「御校を志望致しました」の方が、文章が締まるので、必要な個所で使うことをおすすめします。 |
頂く | 相手に敬意を表して目よりも高く頭上に捧げるという謙譲語です。「致す」と同じで、多様しないで、適切に使用すると、丁寧さが相手に伝わると思います。 |
まとめ
ここまで小学校受験における願書の基本的な書き方と心構えを記してきました。
小学校の入学願書に記入する文章は、志望校の先生方に対しての意思表示です。
敬意を持って表現し、なるべく丁寧語、謙譲語を用いて文章を書くことを心掛けてください。
皆様が志望校へ合格されることを心から祈念しております。
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