東京都内の中でも「御三家」と呼ばれる雙葉小学校。創立から１１０年の歴史を持つカトリックのミッションスクールです。系列の小学校が他にもいくつかあり、そちらもまたとても人気です。
女子校ということもあり、世間のイメージでは「優秀なお金持ちのご家庭のお嬢様が通う学校」というイメージがありますが、一体どのような学校なのでしょうか？
今回は、そんな名門女子校雙葉小学校についてまとめてみました。
雙葉小学校の学費は？お嬢様が通っているの？
雙葉小学校は、上皇美智子様（雙葉学園雙葉小学校卒業）や皇后雅子様（田園調布雙葉小学校卒業）が卒業された歴史ある学校です。そこからもわかる通り、雙葉小学校はお嬢様学校の位置づけで間違いありません。
学費は以下にまとめました。
| 入学金 | ２７０，０００円 |
|---|---|
| 授業料 | ４９６，８００円 |
| 施設維持費 | ２３２，８００円 |
| 後援会費 | ７２，０００円 |
| 手続き金 | ２７０，０００円 |
この他に寄付金があり、雙葉小学校では１口５０，０００円で４口からとなっています。寄付金は基本的には任意となりますが、ほぼ皆さん最低口数は支払いをするので、寄付金４口分は準備が必要です。
この数字を全て合計すると、初年度は１００万円以上かかり２年次からは８０万円以上毎年かかることがわかります。
学校に支払いをする内容はこの他にも、学用品や制服代がかかります。また、電車やバスで通学する子どもに関しては交通費もかかってきます。
このことから、雙葉小学校に入学している子どもはお嬢様と言えます。
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雙葉小学校に合格するタイプは？
雙葉小学校に合格できるタイプの子どもは、話をきちんと聞くことが出来て思いやりがあり、品格のある子どもだと思います。
基本的に私立小学校というのは、「話がよく聞ける子ども、指示行動が出来る子ども、品格のある子ども」を求めています。
雙葉小学校は、キリスト教の教えの元に教育をしている小学校なので、無宗教私立小学校と比較すると、「人のために行動できる」ということがポイントにもなってきます。
ここから派生した考えで、「人のために行動できる」ようになるためには、「まず自分自身のことがきちんとできる」が大切になってきます。
要約すると、「自分自身の身の回りのことが完璧にできて余裕がある中で相手のために何か手助けができる」ということに繋がってくるのです。
このタイプの子どもに仕上げるには、数週間では絶対に無理です。何年も積み重ねて、やっと子どもに染み付くものです。日常の生活がポイントだと思います。
聞いた話によると、以前キリスト教の私立小学校を受験したお子様でこのような子がいたそうです。
受験日当日の行動観察の日、グループごとに課題をこなしていた子どもたちですが、あるグループの１人の子がミスをしてしまいました。
そこで、そのグループの中の１人の子が「もう1回がんばろう」と、励ましたそうです。
試験管も「素晴らしい子どもだなあ」と感心したのもつかの間・・・
その励ましの言葉をかけた子の表情を見ると「えらいでしょ！ほめて！」と言わんばかりの顔をしていたそうです。
せっかく、素晴らしい行動をとれたのにも関わらず最後にどや顔でずっと試験管をみていたら「計算した行動だったのか・・・」と、誰もが思いますよね。
試験のためだけに子どもを仕上げてくると、このようなことになってしまうのです。ましてや、５・６歳はどんどん知恵もついてきて「自分がどうすれば、大人が喜ぶか」をよく知っています。
しかし、小学校受験ではこの考えはタブーなのです。
受験勉強をやらせるときには、指導するご両親は「受験の為」と考えずに「子どものよりよい生活習慣の為」と考えて対策した方がいいかと思います。
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雙葉小学校の縁故は必要なの？
雙葉小学校を受験するにあたり気になるのは、縁故だと思います。結論から言うと、雙葉小学校は縁故がなくても合格が可能です。
元々、雙葉小学校は情報がかなり少なく外部に出てこない情報が多い女子校です。
しかし、実際に縁故が全くなかったご家庭が雙葉小学校に入学した。という例が、インターネット上に数多く見受けられるので縁故がなくても合格は可能です。
ただ1点問題があり、その問題とは「雙葉小学校、説明会少ない件」です。首都圏や関西の私立小学校のほとんどは、合同説明会等数多くの説明会にブースを開いて、質問コーナーや説明会を実施します。
学校によっては、校長先生や教頭先生がブースに上がっていることも多く、学校を知るには最高な環境です。合同説明会によっては、各学校にそれぞれ制限時間を設けて実際に小学校で行うような説明会を行っています。
しかし、雙葉小学校に関しては中々そのような合同説明会に来ているという話を聞きません…
もちろん、雙葉小学校自体では説明会は行っているはずですが、他の私立小学校と比べると圧倒的に少ないです。もしかすると、縁故はなくても雙葉小学校ついて詳しいご家庭に、最初から入学してもらいたい気持ちもあるのかもしれません。
ここで言う、「雙葉小学校に詳しいご家庭」と言うのは他の私立小学校に来るような「何度も足を運んで、説明会にも通い詰めて理解してきたご家庭」というのではなく、「元々、親族の誰かが雙葉小学校（または、雙葉学園の卒業生）卒業生で、ある程度小学校のシステムを理解している家庭」と言う意味です。
もし、雙葉小学校を受験校にしようと考えていて縁故がない場合、常に雙葉小学校のホームページをチェックしておきましょう。
中堅校の中学校、高等学校が併設された小学校でも、説明会の日程がホームページで掲載されるとすぐに定員になって締め切られてしまいます。
雙葉小学校は、先ほどから何度も言う通り説明会がある機会がとても少ないので、見逃さないようにしましょう。
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雙葉小学校の特徴は？
雙葉小学校の特徴は、以下にまとめてみました。
| ・キリスト教教育 |
| ・縦割り給食 |
| ・丁寧な文字、丁寧な課題を求める |
| ・協力する気持ちを重んじる |
この辺りがポイント的な特徴であると思います。
雙葉小学校では、低学年はとくに丁寧な文字で課題を提出することや、丁寧な生活習慣を教え込まれます。
文字は人柄をよく表すものと言われていることや、美しい文字は一生ものなのでこのような教育は、親としてとてもありがたく思います。
また、キリスト教の学校出身ではないご両親はキリスト教の教育が新鮮に感じるかもしれません。
１度、雙葉小学校に説明を聞きに行かれると良いかと思います。
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実際に願書に書く前に、基本的な願書の書き方も参考にしてくださいね。
- のんびり屋さんのおひとよし、忘れっぽく幼いタイプ
- 理解が早く、おしゃべりでしっかり者だが、生意気なタイプ
- こだわりが強く、あまり主張しないネガティブ思考タイプ
- 行動が俊敏で活発、怒られても平気で落ち着きがないタイプ
- 神経質で大人しく、直ぐに周囲に溶け込めないデリケートタイプ
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