東京都内の私立小学校の中でも、特に歴史がある光塩女子学院初等科。
キリスト教教育の下、きめこまかい生徒へのサポート体制が充実していて、多くの保護者に指示されています。
今回は、名門女子校の1つにも数えられている光塩女子学院初等科について、まとめました。
光塩女子学院初等科を受験予定のご家庭は、是非参考にしてみてください。
光塩女子学院初等科の偏差値は?
光塩女子学院初等科の偏差値は、およそ55と考えられます。
都内の私立女子小学校は、基本的には偏差値が高い傾向がみられますが、光塩女子学院初等科は中でも、偏差値が高い私立女子小学校になります。
過去の光塩女子学院初等科の偏差値を調べると、過去には光塩女子学院初等科の偏差値は、47程度であったようです。
しかし、2022年現在の情報では光塩女子学院初等科の偏差値は、55と考えられているので、だいぶ偏差値が上がった印象を受けます。
その背景として、光塩女子学院初等科の系列校である光塩女子学院中等科の存在があるのだと思います。
私立小学校偏差値というのは、系列の中学校の受験偏差値を基に算出されています。
模試によっては、偏差値が大きく異なるためAという模試での偏差値が55であったとしても、Bという模試では47という結果はよくある現象なのです。
つまり、光塩女子学院初等科の偏差値についても同じことが言え難関校ではあるものの、いきなり偏差値が上がったというよりは、偏差値を算出するための指標が、変わったということが予想できます。
光塩女子学院初等科の偏差値については、光塩女子学院初等科の受験対策を指導している幼児教室に聞いてみるといいかもしれません。
幼児教室に行くことによって中には、光塩女子学院初等科の父兄の方が出入りしている場合も考えられるので、光塩女子学院初等科の最新情報が手に入ると思います。
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光塩女子学院初等科は厳しいの?
光塩女子学院初等科について、「厳しい」という意見がインターネット上には見受けられますが、調べてみたところそこまでとても厳しいようには感じませんでした。
基本的に、キリスト教の私立小学校はもちろん厳しい小学校もありますが、ほとんどがそこまで厳しい印象を受けません。
特に光塩女子学院初等科では、授業の進行スピードもそれほど速いわけではなく、先生も十分な人数で教育を行っています。
私立小学校あるあるの、「勉強が早すぎて厳しい」「勉強についていけなくなった」ということはなく、学業面で厳しいと感じることは少ないはずです。
個人的に、唯一厳しさを感じるとすれば、光塩女子学院初等科では心の交流が生まれるようにとの願いから、1年生から日記を書かせています。
日記は、毎日提出しなければならないため「継続する力」を養っていくにはとても良い課題です。
ですが、継続することが苦手な子どもも実際には存在していて、継続することが苦手な子どもからすると。厳しいように思うのかもしれません。
光塩女子学院初等科について、「厳しい」という意見はあるにしても、光塩女子学院初等科に入学ができる生徒は、光塩女子学院初等科に合う生徒のはずなので、厳しさはあまり感じないのではないでしょうか。
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光塩女子学院初等科の評判と口コミは?
光塩女子学院初等科についての評判は、正直に言うととても良いです。
インターネット上にある光塩女子学院初等科についての口コミでは、「少人数制の授業が素晴らしい」「共同担任制が良い」「教科担任制なので、メリハリがある」「学年を超えての交流が魅力的」「キリスト教ならではの、愛ある教育が素晴らしい」などの口コミが上がっています。
どれも、光塩女子学院初等科での特徴となるものばかりですが、中でも目玉であるのは、「共同担任制」ではないでしょうか。
光塩女子学院初等科が採用している「共同担任制」とは、1学年2クラスを3人もしくは4人の先生が持ち、担任として子どもを育てていく内容になります。
簡単に言うと、クラスの担任教師が3人もしくは4人存在しているという具合です。
光塩女子学院小学校の1クラスは40人程となっていますが、公立小学校であれば40人に対して1人の教師が管轄をしています。
それに比べて、光塩女子学院初等科では40人を3人もしくは4人の教師で見ているため、生活面・学業面共に安心して過ごすことが可能です。
このことから、共同担任制を採用している光塩女子学院初等科では評判が良く、口コミも良いものばかりなのだと思います。
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光塩女子学院初等科の倍率は?
光塩女子学院初等科の倍率は、過去5年間を通して一般受験者のみで4倍ほどとなっています。
2017年 | 3.9倍 |
---|---|
2018年 | 4.2倍 |
2019年 | 3.9倍 |
2020年 | 3.7倍 |
2021年 | 4.0倍 |
しかし、光塩女子学院では附属の幼稚園を持っており「光塩女子学院幼稚園」「光塩女子学院日野幼稚園」の内部進学者が存在しています。
先ほど記載した、倍率およそ4倍という倍率はあくまでも一般受験者なので、この光塩女子学院系列の幼稚園からの内部進学者を含めると、倍率は驚異の6.2倍ほどです。
とある、インターネット情報サイトでは光塩女子学院初等科の倍率6.2倍は、全国で第10位にランクインするほどの人気校であるとのことです。
光塩女子学院初等科のように、内部進学が可能な幼稚園を持つ場合、光塩女子学院初等科に入学させたいと意向があるようであれば、幼稚園から入学をする方法が良いかと思います。
光塩女子学院初等科の倍率は高いものの、併願校として光塩女子学院初等科を選んでいるご家庭も一定数存在します。
実際に、合格が頂けなくても補欠合格まで行くことが出来れば光塩女子学院初等科に入学ができるチャンスは大いにあります。
また、私立小学校の人気が高まってきている事実もあるため今後、光塩女子学院初等科の倍率は今よりももっと上がっていくことが予想できます。
早めに対策を打っておくと良いでしょう。
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光塩女子学院初等科の難易度は?
光塩女子学院初等科の難易度は、かなり高いと言えます。
一部では、「お嬢様が通学する私立」とも言われており毎年かなりの人気を誇っています。
また、光塩女子学院初等科の難易度が高い理由として、女子校のなかでも特に試験が難しい私立小学校の1つであることが言えます。
光塩女子学院初等科のペーパー試験では、かなり広い分野から難問が出題されている傾向がみられ、1問1問が難しいです。
多くの私立小学校では、偏差値に比例して難易度が上がることが多いです。
私立小学校が持つ偏差値は、イコールでその小学校附属の中学校の偏差値ともなるので、偏差値が高ければ高い程人気が出て倍率が上がり、難易度が上がっていくという構図です。
中学受験よりも小学校受験で入学させておく方が、後々に楽なのでは?という考えもご家庭によってはあるので、人気が上がるのだと思います。
そのため、光塩女子学院初等科の難易度と偏差値もこの構図通りに比例していると予想が出来ます。
光塩女子学院初等科では、口コミや評判もとても良いので今後も難易度は上がり続けると思います。
難易度が上がれば上がる程、確実に試験で点数を取っていかなければなりません。
そのためにも、必ず光塩女子学院初等科の受験対策を行ってくれる幼児教室に入会しましょう。
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光塩女子学院初等科の学費は?
光塩女子学院初等科の学費は、初年度は107万円ほどとなり2年次以降は、71万円ほどとなります。
以下に細かい内訳をまとめてみました。
入学金 | 300,000円 |
---|---|
施設設備資金 | 60,000円 |
授業料 | 456,000円 |
教育充実費 | 144,000円 |
遠足・教材等積立金 | 42,000円 |
牛乳給食費 | 16,500円 |
---|---|
後援会費 | 10,000円 |
防災用品代・モバイルメール代 | 16,900円 |
保健費用 | 8,302円 |
その他 | 24,000円 |
光塩女子学院初等科の学費の細かい内訳は、他の私立小学校に比べて細かく提示されていました。
また、初年度こそ100万円を超える学費となっていますが、2年次以降からは80万円以下となっていて、かなりリーズナブルな学費設定になっています。
もちろん、他に制服代・学用品代は別途で支払いとなりますがそれらを全て含めたとしても、首都圏内に所在する私立小学校の学費の中ではとても通わせやすい学費設定だと思います。
他にも、任意で学校債の寄付と授業で使用するiPad本体代金の納入があります。
詳しい内容を見ていくと、光塩女子学院初等科の学校債として、1口5万円で2口以上となっています。
iPadについては、どのモデルであるかによって本体代金の値段が大きく変わるので、光塩女子学院初等科の説明会に参加した際に教員の先生に尋ねてみるといいでしょう。
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光塩女子学院初等科の人気は?
光塩女子学院初等科の人気は、かなり高いです。
創立88年となる光塩女子学院初等科ですが、私立小学校受験者倍率全国ランキング第10位に入るなど、人気が伺えます。
創立88年というのは、有名私立小学校の中ではまだ歴史が浅い分類に入るようですが、歴史が浅いのにも関わらずこの人気っぷりは素晴らしいことだと思います。
また、ご両親から見た光塩女子学院初等科は真面目・堅実・お嬢様のイメージがあると思いますが、そのイメージ通りで光塩女子学院初等科の系列校である光塩女子学院高等科では進学実績がとても良く、知る人ぞ知る名門校となっています。
インターネットで光塩女子学院初等科の人気についてを調べてみると、いくつか理由が上がってきました。
光塩女子学院初等科の人気の理由として、まず「小中高一貫教育が良い。」という意見があがっていました。
厳密に言うと、光塩女子学院初等科は幼稚園から設立しているため長い生徒だと、15年間を過ごすこととなります。
学生時代の教育というのは、大人になって以降かなり人間性に影響を与えることだと思います。
どんな環境で育っていくのかは、未来に関わることです。
そのため、光塩女子学院自体の教育方針に賛同しているのであれば、光塩女子学院初等科・中等科・高等科の教育はとても有意義な時間になることでしょう。
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光塩女子学院初等科の受験情報は?
光塩女子学院初等科の受験情報をご紹介致します。
光塩女子学院初等科の試験本番では、試験を2日間に分けて行います。
1日目は、ペーパーテスト・行動観察・運動テスト・集団テスト・個別試験を行います。試験全体の所要時間は2時間ほどで終わることが多く、他の私立小学校と比べても試験時間は短めの傾向がわかります。
しかし、「ペーパーテスト・行動観察・運動テスト・集団テスト・個別試験」この量を2時間で終了させるには、かなり無駄のない行動・指示が必要となるため、他の私立小学校の試験よりもより一層気を引き締めて挑まなければなりません。
先生の話をよく聞き、素早い行動が求められていると思います。
2日目は、受験者本人・両親の面接試験となります。
所要時間は1時間程度を想定している様ですが、こちらは中々素早い試験時間だと思いました。
出願方法は、10月1日から5日までの期間でインターネットで出願となります。紙での出願はありません。
おそらく、ミライコンパスを使用するとは思いますがその辺りは光塩女子学院初等科に確認が必要です。
今まで願書に事前に記入していた内容(子どもの性格・健康状態・諸事)は、全て子どもがペーパーテストを行っている間に保護者がその場で記入をします。
単なるアンケートのような書き方ではなく、丁寧に文章として記入しなければ失礼にあたるので、事前に自宅で練習をしておく方が良いでしょう。
合格発表も、インターネットで発表となっており時間になったらすぐに確認することが可能です。
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光塩女子学院初等科の参考資料
- のんびり屋さんのおひとよし、忘れっぽく幼いタイプ
- 理解が早く、おしゃべりでしっかり者だが、生意気なタイプ
- こだわりが強く、あまり主張しないネガティブ思考タイプ
- 行動が俊敏で活発、怒られても平気で落ち着きがないタイプ
- 神経質で大人しく、直ぐに周囲に溶け込めないデリケートタイプ