私立小学校の寄付金が高いランキング！寄付金と合否の関係とは？

小学校受験を検討している方へ。
私立小学校へ晴れて合格すると、初年度納入金（学費）の他にも「寄付金」という出費があるのを御存知でしょうか。

ほとんどの学校で、強制ではなく、あくまで”任意”とされていますが、ほとんどの保護者は、最低金額以上を支払いっていると言います。

1口50万円の学校もあれば、0円という学校も

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私立小学校の「寄付金高額ランキング」第1位は学習院！

20年度入学者のケースを調べてみると、首都圏の「寄付金最低額」の高い学校は、以下のリストの通りになりました。

第１位　￥500,000　

最も高かったのは、例年通り、学習院初等科、成蹊、聖心女子学院初等科などの「50万円」となりました。

第2位　　￥400,000　

次に続くのが、青山学院初等部、桐蔭学園などの「40万円」となり、有名大学の付属校や歴史ある伝統校が多い思います。

私の感想としては、倍率が高く人気も高い学校は、”強気”の価格設定をしているような気もします。

この寄付金は、毎年、寄付金のお願いが学校から届き、約６年間払いますので、合格のあとは、この寄付金を支払える経済力が必要になるということです。

第3位　　\300,000　

最近では、少子化で、祖父母が孫の小学校受験費用を応援しているケースも多くなったと聞きます。祖父母が寄付金を支払うこともあるようです。

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第4位　￥250,000　

第5位　￥200,000　

寄付金の幅は広く、１口数千円としている学校もあれば、”無し＝０円”　という学校もあります。

有名校でも寄付金については、”リーズナブル”な学校もあります。
例えば、暁星や洗足学園は、１口が１万円であり、超難関の雙葉小学校では、５万円、立教や青山学院横浜英和は10万だったりします。

ただ、学校によっては、子供が進学するごとに寄付金を募る場合や、学校の周年記念事業などで特別寄付金を求められるケースもあります。

付属の中学・高校に進めば、寄付金は常に必要になりますので、学費の中にプラスして考慮しておく必要があるでしょう。

なお、最初に寄付金を依頼されるタイミングは、小学校入学のタイミングとなります。
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昔の話ですが、受験の面接中に、一部の学校が願書に寄付金の金額を書かせたり、
「寄付金はいくら出していただけますか？」と直接的な質問をすることがあり、問題視されました。

それによって、寄付金の有無が合否と関係があるかのように疑われたことがありましたが、
現在はそのようなことは一切ありません。

そして、寄付した人の名前・金額が公開されることはありません。

入学後に大口の寄付は、学校報などでお名前と金額が公開されることもありますが、
入学時には金額の多少が他人に知られることはありませんので、
寄付金の最低金額のみの金額でも問題はないと考えて良いと思います。

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では、学校側は寄付金を何に使うのでしょうか。

施設・設備費の維持などに使う意味合いが強いでしょう。

校舎や体育館、図書館などの改装・新設・増設などに使われたりします。

学校にもよりますが、寄付金という名目ながらも施設整備費の色合いが強いのです。

寄付金の形としては、教育振興寄付や歴史建造物寄付といった名目や、学校が運営資金を調達するために新入生などに学校債を発行するケースもあります。

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