東京都内にある私立小学校の中でも、中々珍しい学年分けを行う聖心女子学院初等科。
発達段階に合わせた「４ー４ー４」制は、子どもたちの成長に無理のないゆとりあるカリキュラムになっています。
そんな独自のシステムで学校を運営している聖心女子学院初等科ですが、調べてみると様々な魅力がありました。
今回は、そんな聖心女子学院初等科について記事をまとめてみました。
聖心女子学院初等科の親の職業は？
聖心女子学院初等科の親の職業は調べてみても中々わかりませんでしたが、唯一出てきた情報の中には、「意外にも一般の家庭がいる。」というものでした。
聖心女子学院初等科だけに限らず、私立小学校に子どもを通わせている保護者の職業では、医師・弁護士などの国家資格を持ち尚且つ一般的に高収入である職業を始め、経営者であることが多いようです。
そのため、聖心女子学院初等科の親の職業の多くは経営者や医師などの職業が多いのかもしれません。
一昔前までは、母親は専業主婦であることが多かったのですが、近年では共働き世帯もかなり多く、聖心女子学院初等科でも共働き世帯は存在しているかと思います。
聖心女子学院初等科の親の職業が気になる場合、聖心女子学院初等科に詳しい幼児教室に通い、担当の先生に相談をしてみると良いかと思います。
長年、聖心女子学院初等科の受験対策を行っている幼児教室では、様々なご家庭を見てきてその経験から、どんなご家庭が聖心女子学院初等科に入学できているのかということをよく知っています。
そのため、聖心女子学院初等科についての内容は聖心女子学院初等科の受験対策を行っている幼児教室に聞くことで、確実な情報を得ることができます。
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聖心女子学院初等科の偏差値は？
聖心女子学院初等科の偏差値は、およそ５０～５２あたりであると考えられます。
聖心女子学院初等科に限らず、私立小学校では偏差値が存在しないためこちらの偏差値は「絶対にこの偏差値である」とは言い切ることができません。
ですが、聖心女子学院初等科を修了後に進学をする聖心女子学院中等科の偏差値が、およそ５０～５２であるため、聖心女子学院初等科も５０～５２あたりの偏差値ではないかと考えました。
参考程度に、聖心女子学院初等科の偏差値と近しい偏差値の私立小学校をまとめました。
| 偏差値４８ | 昭和女子大学附属昭和小学校 |
|---|---|
| 偏差値４９ | 開智小学校 |
| 偏差値５０ | 帝京大学小学校 |
| 偏差値５１ | 西武文理小学校・日本大学藤沢小学校 |
| 偏差値５２ | 星野学園小学校・桐光学園小学校・湘南学園小学校 |
聖心女子学院初等科の偏差値と近しい私立小学校を見てみると、聖心女子学院初等科と同じ「４－４－４」制を採用している開智小学校もありました。
開智小学校だけでなく、埼玉県内の私立小学校が多く存在している偏差値帯のようで、どこの小学校ものびのびした環境が特徴的に思います。
聖心女子学院初等科が持つ５０～５２の偏差値は、大体真ん中くらいのイメージとなりますが、これからの時代の教育に合ったやり方であるなどの賞賛の声も多い聖心女子学院初等科なので、これから偏差値はもっと伸びていくと思います。
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聖心女子学院初等科の倍率は？
聖心女子学院初等科の倍率は、毎年およそ４．７倍前後となっています。
年により、聖心女子学院初等科の倍率は多い年もありますが４倍を下回ることはまずありません。
「聖心女子学院」というブランドも相まってなのか、毎年根強い人気を維持し続けています。
聖心女子学院初等科に限らず近年の小学校受験では、倍率が１．５倍や２倍であっても合格することが難しいと言われています。
そんな中、聖心女子学院初等科の倍率は４倍以上あるため、かなりの難関であると言えるでしょう。
以下に、過去５年分の聖心女子学院初等科の倍率をまとめておきました。
| ２０１８ | ４．３倍 |
|---|---|
| ２０１９ | ４．４倍 |
| ２０２０ | ５．３倍 |
| ２０２１ | ４．９倍 |
| ２０２２ | ４．７倍 |
上の表を見てみると２０２０年の年は、倍率が５倍以上となっており聖心女子学院初等科がいかに人気であるのかがよくわかります。
また、１番最近行われた聖心女子学院初等科の入試倍率は４.７倍となっており、だいたい５人に１人が合格するという狭き門となっていました。
聖心女子学院初等科を始め、私立小学校での「女子校ブランド」というのは毎年かなりの人気を博していますが、聖心女子学院初等科の倍率を見るとその女子校ブランドの中でも特に、人気となっていると感じます。
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聖心女子学院初等科の口コミ・評判は？
聖心女子学院初等科の口コミ・評判をインターネット上で見てみたところ、インターネット上では様々な口コミ・評判を見受けることができました。
特に、学習の環境は抜群に最高のようで英語では１年生の時からネイティブの先生に教えてもらうことができ、生徒１人１人が耳で聞く力を確実に育てることができると感じました。
また、ネイティブの英語を聞き続けることにより、語彙力のアップや発音についても期待することができると思います。
算数では、小学校５年生から前半・後半と分かれて少人数での授業を行っているとのことです。
算数に関しては、小学校３年生からつまづいてしまう子どもたちが多く尚且つそのままにしてしまうことにより、その先の算数や数学が全く分からないというループにはまってしまいかねません。
そのため、少人数制で算数の授業を行うことはとてもきめ細かい教育を受けることができると感じました。
聖心女子学院初等科の口コミ・評判の中には、学習面以外にも聖心女子学院初等科の立地などの環境についても口コミ・評判があがっていました。
聖心女子学院初等科の所在している場所は、校門までにある程度急な坂道を登った先にあるため、小学校低学年の女の子にはややきついとのことでした。
校門までの坂道はきついものの、聖心女子学院初等科自体の立地は駅やバス停からも近いため、立地自体はとても良い環境だと思います。
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聖心女子学院初等科に落ちたら？
聖心女子学院初等科の受験にもしも落ちた場合、聖心女子学院初等科では補欠が回ってくることを待つしかありません。
しかし、聖心女子学院初等科で補欠が確実に回ってくるかどうかはわかりません。
そもそも、聖心女子学院初等科を始め私立小学校を受験するときには必ず「合否判定」が出てしまいます。
必ず、聖心女子学院初等科に合格できる保証はどこにもありません。
そのため、聖心女子学院初等科が本命であったとしても必ず他の私立小学校を複数校受験することをおススメします。
ここ数年、小学校受験に挑むご家庭はかなり増えましたが、一昔前の小学校受験とは受験の受け方が大きく変わってきています。
コロナウイルスが蔓延する前までは、上の文章で紹介したような方法（複数校受験する）というのが主流でしたが、小学校受験の受験者が大量に増えた今は、１校から２校のみしか受験しないご家庭が多く増えています。
「だめだったら公立でいい。」というのは大人の保護者の考えであって、実際にすべてのことを我慢して向き合ってきた子どもからすれば、頑張ったのにどこにも受け入れてもらえないという現実は、あまりにも辛いのではないでしょうか。
本命校でなくても、実際に通うのかどうかは合格判定が出たときに考えれば良いので、とにかく合格判定を１校でも貰うという環境を作ってあげることは大切だと思います。
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聖心女子学院初等科の学費は？
聖心女子学院初等科の学費は、初年度でおよそ１３０万円ほどかかり２年次以降ではおよそ８４万円ほどとなります。
以下に、聖心女子学院初等科の学費の内訳を細かくまとめておきました。
| 入学金 | ３００，０００円 |
|---|---|
| 学校設備費 | １６０，０００円 |
| 授業料 | ５７６，０００円 |
| 維持費 | ８２，０００円 |
| 教材費（預り金） | ５０，０００円 |
| 保護者後援会費 | ５０，０００円 |
|---|---|
| ICT機器購入費（管理費込み） | およそ８０，０００円 |
上にまとめた表以外にも、聖心女子学院初等科では寄付金を募っており、１口１００，０００円で５口以上となっています。
そのため、初年度の学費と２年次以降の学費にはプラスで５０万円ほど必要となります。
寄付金で５０万円は、他の私立小学校と比べてみるとかなり高めな寄付金となっています。
しかし、聖心女子学院初等科はブランド校とも言われるほどのかなり人気のある私立小学校でもあるため、聖心女子学院初等科の環境などをふまえて考えると、寄付金や学費が高くとも、とても価値のある時間と教育を受けることができるのではないかと思っています。
また、聖心女子学院初等科の学費や寄付金は髙めですがその分、学校の施設もかなり充実しておりきれいな校舎で過ごすことができます。
他にも、施設全体の安全性も向上することができ、聖心女子学院初等科の生徒全員が快適な学校生活を送ることができると思います。
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聖心女子学院初等科に通う芸能人の子供は？
聖心女子学院初等科に通う芸能人の子供について、インターネット上で検索をしたところ松本人志さんのお嬢様が聖心女子学院初等科に通っているという内容がありました。
しかし、松本人志さんのお嬢様が、聖心女子学院初等科に子供を通わせているという確実な情報はないため、あくまでも噂になります。
一体なぜ、松本人志さんのお嬢様が聖心女子学院初等科に通っていると言われているのかというと、それは松本人志さんの奥様の学歴が関係していました。
松本人志さんの奥様の学歴は、聖心女子学院中等科から聖心女子学院高等科を卒業しており、そのためお嬢様も奥様と同じ聖心女子学院に通わせているのではないかという憶測が飛び交っていました。
私立小学校を始め、私立の学校に進学をした保護者の多くは、自分の子供にも「やはり私立の教育を与えたい。」という志向になることが多いようなので、松本人志さんのお嬢様が聖心女子学院初等科に進学をしていたとしても違和感はありません。
その他の聖心女子学院初等科に子供を通わせている芸能人はわかりませんでしたが、聖心女子学院初等科といえば、立地も高級住宅地の港区白金に所在しているため、多くの有名芸能人の子供が通っているのではないでしょうか。
松本人志さんの奥様のように、生粋のお嬢様であればその子供もお嬢様の教育を受けると予想できるため、恐らく数多くの芸能人の子供が聖心女子学院初等科に通っていることが予想できます。
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聖心女子学院初等科の進学先は？
聖心女子学院初等科に通っている生徒の進学先は、ほぼ全員が系列校である聖心女子学院中等科へ進学することとなっています。
というのも、聖心女子学院初等科では「４－４－４」制を採用しており、１２年間を通して子どもを育てていくというのびのびとしたカリキュラムを組んでいるからです。
他の私立小学校・中学校・高等学校の一貫教育では「６－３－３」制が多いですが、聖心女子学院初等科では４－４－４制となっています。
4－4－4制は、埼玉県に所在している開智小学校も採用をしているカリキュラムであり、発達段階に合わせることができるとして、かなり人気を博しています。
聖心女子学院初等科を卒業するころには、４－４ー４の真ん中の４の時期に卒業をする形となるのですが、外部に出て中学受験をするとなった場合、中々ハードな日々を送ることとなってしまいます。
４－４－４はとても魅力的な反面、他の私立小学校のカリキュラムが違うが故に、外部受験をするとなると、学校の内容プラス中学受験のための勉強を行わなければなりません。
そのため、聖心女子学院初等科から進学先としてほぼ全員がそのまま上に上がるのだと思います。
そして何よりも、聖心女子学院初等科に入学をする前から聖心女子学院初等科に入学をした場合、聖心女子学院高等科までは受験をせずに１２年間通わせることを前提として、保護者も考えているのだと思います。
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聖心女子学院初等科の内部進学率は？
聖心女子学院初等科の内部進学率は、ほぼ１００％に近い数字であるようです。
先ほどの項目にも書いたように、聖心女子学院初等科ではカリキュラムの特徴もあることから、１２年間をかけて子どもを育てていくという学校経営です。
そもそも、私立小学校を受験するご家庭が皆考えなければならない壁というものが１つ存在しています。
それは、世間でも話題となる「中学受験をするのかどうか。」問題です。
小学校を受験するときに、中学受験を視野に入れているご家庭では、聖心女子学院初等科のような４－４－４制というのは、かなり物足りない印象を受けるご家庭もあると思います。
というのも、中学受験の勉強は学校で行う授業内容とは似たようでかけ離れているからです。
中学受験では、問題を解くためのテクニックを駆使しながら問題を解いていくという課程が重要となります。
しかし、学校の授業ではテクニックを教えるのではなく、基本的な解き方・演習を行い定着をさせようとします。
つまり、中学受験を検討しているご家庭が聖心女子学院初等科のような４－４－４制を採用している私立小学校に通わせることで、中学受験の勉強も学校の勉強も２つ同時にこなさなくてはなりません。
そのため、中学受験を考えているご家庭ではそもそも受験の段階から、他校の私立小学校を受験していきます。
一方で、中学受験をしないご家庭では１２年間一貫教育に最初から入学させることにより、その後の受験勉強に費やす時間をカットでき、自らがやりたい分野・勉強に時間を充てることができるという考えがあります。
もちろん、このほかにも１２年一貫教育の魅力は多々ありますが中学受験にはない魅力を感じているご家庭は４－４－４制がとても魅力的に映ると思いました。
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