首都圏内に所在している私立小学校の中でも、「個性」を大切にしている成城学園初等学校。
子どもたち一人一人の個性を活かす教育内容や、個性を発揮できる内容が多いため、多くのご家庭から人気を集めています。
また、成城学園初等学校では多くの年間行事も豊富にあり、学校生活が満喫できるところも保護者から人気を集めている秘訣なのだと思います。
今回は、そんな成城学園初等学校についての記事をまとめてみました。
成城学園初等学校の倍率2022年は?
成城学園初等学校の倍率は、毎年だいたいで5倍程となることが多いです。
しかし、成城学園初等学校の2022年の倍率では、全体倍率は6.1倍となり、女子に関して言えば6.4倍と高い水準になりました。
この成城学園初等学校の倍率は、過去数年の中でも特に高い倍率となっており、成城学園初等学校の2022年の試験は中々難しい関門であったと思います。
以下に、2022年を含めて3年間分の成城学園初等学校の倍率をまとめておきました。
是非、参考にしてみてください。
2020年11月 | 男子・3.7倍 女子・4.9倍 |
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2021年11月 | 男子・5.5倍 女子・5.5倍 |
2022年11月 | 男子・5.9倍 女子・6.4倍 |
ちなみに、こちらの表にまとめた成城学園初等学校の倍率の中には、成城学園初等学校の付属校である、幼稚園からの内部進学者は含まれていません。
東京都内で、付属の幼稚園があり倍率が6倍以上となると、多くの私立小学校では内部進学者も含めた倍率となることが多いです。
ですが、成城学園初等学校では内部進学者を含んでいないのにも関わらず、これだけ高い倍率となっているため、入学するにはかなりの難関校であると捉えて良いかと思います。
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成城学園初等学校の偏差値は?
成城学園初等学校の偏差値は、インターネット上にはおよそ54であると明記されています。
この、成城学園初等学校の偏差値は成城学園初等学校の系列校である、成城学園中学校の偏差値を参考にして算出されています。
成城学園初等学校を含め私立小学校には、偏差値というものがないためこちらの偏差値についてはあくまでも参考程度であると考えてください。
以下に、成城学園初等学校の偏差値と近しい私立小学校をまとめてみました。
55 | 光塩女子学院初等科・東京女学館小学校 |
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54 | 成城学園初等学校・カリタス小学校・森村学園初等部 |
53 | 清泉小学校 |
52 | 湘南学園小学校・桐光学園小学校・星野学園小学校 |
51 | 日本大学藤沢小学校・西武学園文理小学校 |
上の様に、成城学園初等学校と近しい偏差値を持つ私立小学校を見てみると、どの小学校も人気が高く、また女子校やいわゆる「お嬢様・お坊ちゃま校」が多いようにも感じます。
また上の表の中には、神奈川県に所在している私立小学校も多く含まれていますが、特に神奈川県の私立小学校では自ら考え想像する授業が多くあると言われており、その辺りは成城学園初等学校の内容と近しいと感じました。
私立小学校で、偏差値帯が近い小学校同士はよく併願校となる場合もあるため、受験校の選定の際には偏差値帯が近しい私立小学校の説明会にも是非、足を運んで見ると良いと思います。
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成城学園初等学校の補欠合格は?
成城学園初等学校の補欠合格については、毎年補欠合格と補欠合格者が出ていると言われています。
成城学園初等学校を受験するご家庭の場合、多くは他の私立小学校・国立小学校など何校か受験することが一般的です。
そのため、都内の国立小学校の試験が全て終わる時期には、成城学園初等学校に合格が出ていたご家庭が辞退することが多々あるのです。
また、他の私立小学校が第一志望としていて、第一志望校で補欠合格となり、補欠合格が回ってきた場合、成城学園初等学校を辞退するというケースがあるようです。
インターネットで調べてみると、成城学園初等学校の補欠合格者は出ているものの、毎年何名補欠合格がでているのかまではわかりませんでした。
しかし、成城学園初等学校の口コミなどでは毎年およそ10名前後、ほけ合格が出ている(または、補欠合格が回っている)のではないかと、言われていました。
また、実際に補欠合格が回ってきたなどの報告投稿も上がっており、もしこの情報が本当であれば、補欠合格は存在しているということになると思います。
成城学園初等学校の補欠合格については、実際のところはわかりませんので、気になる方は一度成城学園初等学校に確認してみてはどうでしょうか。
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成城学園初等学校の口コミ・評判
成城学園初等学校の口コミ・評判について、インターネット上で調べてみましたが、とても満足度が高く良い口コミ・評判が多かったです。
成城学園初等学校の口コミ・評判を調べるにあたって驚いたことが、成城学園初等学校の在校生の保護者には、成城学園初等学校の卒業生(OG・OB)が多いということです。
自分が、成城学園初等学校で過ごしてきてとても充実した経験から、保護者となったときに「やはり成城学園初等学校に入学させたい。」と考える保護者が多いようです。
他に成城学園初等学校の口コミ・評判としては、行事が多くあり充実していることや、学校の授業についての口コミ・評判が多く見受けられました。
特に、授業の内容で評判・口コミが高かった理由として、成城学園初等学校オリジナルの教科書ということがありました。
成城学園初等学校に入学した子どもたちのために作られた、成城学園初等学校オリジナルの教科書は、成城学園初等学校の教育を沢山浴びることが出来る内容となっており、授業の理解度も高まるとのことでした。
成城学園初等学校の立地場所に関しても、多くの保護者から高評判を受けており、駅名になる程の駅近であることで、通学面での心配も解消されていると書いてありました。
このように、成城学園初等学校の口コミ・評判はとても良い内容ばかりでありました。
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成城学園初等学校の試験内容
成城学園初等学校の試験内容については、以下のような内容になっています。
1日目 | 運動・面接 |
2日目 | 個別・行動観察 |
成城学園初等学校の試験内容の特徴としては、個別テストでの出題範囲がとても幅広い内容となっていることです。
1日目の運動考査では、平均台やボール投げ、ケンケンパーなどが出題されています。
ボール投げなどは、大人は簡単であっても子どもにやってもらうと、ボールを投げることができない子どもたちも多くいます。
公園に行った際などに、やや大きめのボールで練習すると良いと思います。
2日目の個別テストに関しては、中々ハードルの高い内容となっていますので、注意が必要です、
基本的に、成城学園初等学校の試験内容に限らず、「個別テスト」といわれているものの内容は、ペーパーテストの内容を行います。
ペーパーテストがないからといって、ペーパーの演習を行っていなければ解くことができません。
必ず、ペーパー演習問題は行っておきましょう。
他にも、しりとりで語彙力やルールを守ることができているかや、巧緻性のような試験も出題されています。
また、年によっては映像を見せられて記憶し、質問に答えていく内容や文章の記憶なども出題されました。
日頃から、記憶力も鍛えておかなければ確実に突破することはできないため、必ず対策を行いましょう。
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成城学園初等学校の面接
成城学園初等学校の面接については、形式は親子面接で時間はおよそ10分間となっています。
面接官の人数は、3名となっており中々難しい内容も問われることが多い印象です。
成城学園初等学校の面接では、お父様に対して、お母様に対して、受験者本人に対してとそれぞれ質問をする構成となっています。
父親に関して言えば、志望理由・学校に見学に来たかどうか・また見学に来た際にどう感じたのか・成城学園との関係について・校長先生に聞きたいこと・仕事について・子どもの長所などです。
母親に関して言えば、子どもにどんな人になってほしいのか・仕事について・子どもの長所・躾で気を付けていることなど育児にまつわることが多いです。
最後に、受験者本人には名前・生年月日・両親に褒められるときはどんなときか・お母さんの料理で1番好きなもの・両親の名前・お手伝いについてが問われることが多いです。
成城学園初等学校で行われる面接の内容は、調べた限りではあまり困るような内容は聞かれないと思います。
ですが、父親に対しての面接内容は他の私立小学校の面接と比べて、中々シビアな内容も聞いてくる傾向がみられました。
成城学園初等学校について、どう感じているのかに加えて自身の仕事に関する内容・家庭の在り方についての内容まで、かなり幅広く面接をされていると思います。
成城学園初等学校の試験本番で、いきなり面接の際にこたえられるものではないため、事前に回答を考えておくと良いでしょう。
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成城学園初等学校の学費
成城学園初等学校の学費は、初年度でおよそ134万円ほどになります。
2年次以降からは、およそ104万円ほどになり毎年100万円は超える学費が必要になってきます。
以下に、成城学園初等学校の学費の内訳をまとめてみました。
入学金 | 300,000円 |
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授業料 | 730,000円 |
施設費 | 250,000円 |
空調費 | 10,000円 |
その他雑費 | 46,000円 |
この他に、成城学園初等学校では寄付金を募っています。
1口500,000からとなっており、1口以上から寄付することができます。
他の私立小学校と比べると、中々高額な寄付金となっていますので、初年度に関していうと、190万円近くの学費が必要になってきます。
また、2年次以降にも160万円近くの学費が必要になるため、成城学園初等学校に通うためには高額な学費が必要です。
成城学園初等学校の学費に関する内容では、他にも返納制度が設けられています。
この、成城学園初等学校が設ける返納制度とは、所定期間内に成城学園初等学校への入学を辞退したい場合、入学金を除くそのほかの納入金を返還するという内容です。
中々、一度納入した学費等は返ってくることがないため、この辺りはとても優しい待遇だと思いました。
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成城学園初等学校に合格するには?
成城学園初等学校に合格をするには、ご家庭全体での協調性が特に重要であると思います。
というのも、成城学園初等学校では「三位一体」というスローガンを掲げており、成城学園初等学校での教員の先生・保護者・生徒本人の三社がひとつになっていくことを目標にしています。
つまり、成城学園初等学校に合格をするには、入学をした際にご家庭全体でどこまで学校に協力ができるのかが大切になってきます。
また、成城学園初等学校が掲げているスローガンは他にもあり「365日、一緒に歩いていこう」というスローガンもあります。
結局のところ、こちらのスローガンも成城学園初等学校とご家庭で共に協力し合って、子どもを育てていこうという文言にも捉えることができます。
成城学園初等学校に合格するためのヒントが、これらに隠れていると思います。
もちろん、ペーパー演習・巧緻性・運動考査・行動観察などの、他の私立小学校を受験する際の対策は必ず行いましょう。
これらの項目では、基本的にはできることが前提になってきます。
これらができることに加えて、ご家庭全体の協力や協調性・雰囲気・考え方が重要になるので、成城学園初等学校に合格するためには、心に置いておきましょう。
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成城学園初等学校のランドセルのデザインは?
成城学園初等学校のランドセルは、指定のランドセルがなく公立小学校のように、各々好きなランドセルを選んで購入するようです。
最近の小学生が購入するランドセルは、ランドセルの色が数多くあるため、ランドセルを選ぶことも楽しいと思います。
ですが、インターネット上で成城学園初等学校のランドセルについて調べてみると、ランドセルを背負うのは1~2年生くらいまでの子どもが多く、他の子どもたちは、各自お気に入りのリュックサックや手持ちのかばんなどに荷物を詰めて登下校しているそうです。
「個性」をとにかく大切にしてくれる私立小学校であるからこそ、子どもたちがランドセルで通学をするか、リュックサックで通学をするか、手持ちのかばんにするのかを、自ら選ぶことができる経験は、とても貴重であると思います。
実際に、成城学園初等学校に通っている子どもたちでランドセルを背負っている子どもたちは、赤・ピンク・水色・青・紺・茶色・黒など様々です。
成城学園初等学校はランドセルだけでなく、制服も指定の制服がなく自由となっています。
身に付けるものすべてが、自ら選ぶことができるため自由な環境を好むご家庭にとっては、最高なキャンパスライフとなるでしょう。