成蹊小学校の偏差値は？倍率は？学費は？評判や口コミは？受験問題や難易度や願書は？親の職業や卒業した芸能人は？

のびのびとした校風のある成蹊小学校。
ホームページに書いてある「五感で学ぶ、遊ぶ。」という文字に、インパクトを受けたご家庭も多いのではないでしょうか？
創立から１００年を迎えて、より一層魅力のある成蹊小学校はこれからも人気校の１つであるでしょう。

今回は、そんな成蹊小学校についてまとめました。
是非、参考にしてみてください。

Contents

成蹊小学校の偏差値は？
成蹊小学校の倍率は？
成蹊小学校の学費は？
成蹊小学校の評判や口コミは？
成蹊小学校の受験問題は？
成蹊小学校の難易度は？
成蹊小学校の願書は？

成蹊小学校の偏差値は？

成蹊小学校の偏差値は５６となっています。
こちらは、成蹊小学校の系列校である成蹊中学校を基準に算出された偏差値になります。

他に、成蹊小学校に近しい偏差値を持つ私立小学校・国立小学校をご紹介致します。

５７	お茶の水女子大学附属小学校・桐蔭学園小学校
５６	成蹊小学校
５５	光塩女子学院初等科・東京学芸大学附属小金井小学校
５４	成城学園初等学校・森村学園初等部
５３	清泉小学校・湘南学園小学校

成蹊小学校に近しい偏差値を持つ私立小学校・国立小学校では、どこも人気校であり、入学をするには高倍率の難関を潜らなければならない小学校ばかりです。
もちろん、成蹊小学校も毎年根強く人気があり、人気がある分入学希望者が殺到し、全体的に成蹊小学校の偏差値が上がっていくことに繋がります。

表にまとめてある私立小学校の中には、成蹊小学校とよく併願される私立小学校もあります。
小学校受験全般的に、併願校は本命校と近しい部類の私立小学校をかけていきます。
同じくらいの偏差値の小学校を考えているご家庭が、併願校でも同じような私立小学校を選択するために、全体的に倍率・偏差値が上昇傾向にあるのです。

成蹊小学校では、成蹊小学校・成蹊中学校・成蹊高等学校と１２年間一貫教育になります。
そのため、成蹊小学校では今後も偏差値が上昇志向になると思います。

成蹊小学校の倍率は？

成蹊小学校の倍率は、男子・女子共におよそ６．５倍ほどとなっています。
成蹊小学校の倍率の特徴としては、毎年安定した６倍を保っており、倍率６倍を切ることは珍しいということです。
以下に、過去数年間の成蹊小学校の倍率をまとめました。

２０２１年	男子６．４倍　　　　女子６．３倍
２０２０年	男子６．６倍　　　　女子６．５倍
２０１９年	男子６．４倍　　　　女子５．８倍
２０１８年	男子５．４倍　　　　女子５．０倍
２０１７年	男子５．６倍　　　　女子４．９倍

成蹊小学校の倍率の表をまとめてみると、２０１９年以降から成蹊小学校の倍率が安定して６倍となっています。
実際、２０１９年以降から現在まではコロナウイルスの時期にあたり、今まで私立小学校を検討しなかった層が、コロナウイルスを機会に私立小学校を考えるようになりました。

そのため、成蹊小学校のみならず他の私立小学校・国立小学校でも２０１９年以降の倍率が上がっており、入学することが難しい時代が到来しています。

成蹊小学校では例年通り、または今後も６倍もしくはそれ以上の倍率になることが予想できます。
行き当たりばったりで試験に臨んでも、合格することはまず不可能です。
成蹊小学校の対策をきちんと行っている幼児教室・塾に通い、対策をしていきましょう。

成蹊小学校の学費は？

成蹊小学校の学費は、初年度だけでおよそ１４０万円ほどになります。
また、２年次以降の学費ではおよそ１１５万円ほどかかる見込みになっています。

細かい内訳は以下です。

入学金	３００，０００円
授業料	７３０，０００円
施設費	２４０，０００円
給食費	１３６，０００円
PTA会費	５，４００円

以上が、成蹊小学校で必要となる学費のおおまかなうちわけです。
もちろん、これだけでなく細かい金額が諸々と必要になってきますが私立小学校ならではの項目もあります。
それは、ICタグ利用料というものです。成蹊小学校では、ICタグ利用料で４，４００円を徴収しています。

他にも、成蹊小学校では学費以外で寄付金を募っています。
もちろん、任意ではありますが寄付をする場合、１口１０万円で５口以上という決まりがあります。
つまり、５０万円を寄付するようになるので、こちらも学費に見込んで準備をしておく方が賢明です。

また、成蹊小学校指定の学用品・制服なども購入するのですが、最初に書いた初年度の１４０万円にその金額は含まれていません。
このあたりは、注意をしましょう。
制服代金・その他学校指定用品についていくら必要であるのかは、公表されていないので、気になる方は通われている幼児教室・塾などに聞いてみるといいかもしれません。

成蹊小学校の評判や口コミは？

成蹊小学校の評判は、首都圏では根強く人気があり難関校という認識があるため、素晴らしい評判ばかり上がっています。
また、インターネットサイトや成蹊小学校を受験することを決めたご家庭の口コミでは、「国際学級」の話題も多く出てきました。

成蹊小学校といえば・・・「国際学級」
というくらい、成蹊小学校では大正時代の頃から国際交流を大切にしてきた私立小学校です。
当時は、外国の文化・言語が今よりも重要視されていなかった中で、帰国子女の受け入れを行い、日本語と母国語の二刀流で子どもを育ててきました。
外国に在住していた子どもたちは、自分の意見をしっかりと伝えることができ、日本にのみ在住している子どもたちに、何かいい影響があるという考えのもと、成蹊小学校では現在も国際学級というクラスを設けいています。

成蹊小学校の歴史ある教育は、どんどん世に浸透し評判が高くなり、口コミも成蹊小学校の教育に賛同するものばかりです。

また、成蹊小学校の口コミとして多かった中に「成蹊小学校は、運動が出来る子どもを好むのでは？」ともあります。
成蹊小学校の好みのタイプの子どもが、運動が出来る子どもかどうかまではさすがにわかりませんが、試験本番の運動テストで中々難しい動きが出題されていることはあります。
しかし、運動が完璧にできるのかどうかを見るわけではないので、成蹊小学校に対する口コミが合っているとはいいきれません。

成蹊小学校の受験問題は？

成蹊小学校の受験問題は、いくつかの構成によって作られています。
大きく分けると、１日目にペーパーテスト・巧緻性テスト・小集団テスト。
２日目には、体操・行動観察テスト・親子面接です。

中でも、成蹊小学校ではペーパーテストで出題されている分野が傾向としてあるのでまとめました。

お話の記憶	毎年必ず出題されています。
季節	こちらも、ほぼ毎年出題傾向にあります。
図形・分割	出なかった年もありますが、基本問題なので押さえておきましょう。
同図形発見	問題としての出題は少ないですが、これを理解していなければ解けない応用が出されています。
回転推理	たまに出題されました。

成蹊小学校の受験問題では、ペーパーテストに関しては、変化球問題は、正直あまりありません。
どれも基本の範囲内で問う問題ばかりです。
しかし、基本であればある程他の受験者も点数がとりやすく、平均点が上昇するので、逆を言えば基本であるからこそ１問も落とせなくなるのです。

他には、成蹊小学校の受験問題で日常生活のことが多く出題されています。
特に、お箸については毎年出題されているので、日頃から練習をしておくことが対策になると思います。

また、成蹊小学校の受験問題の中で変化球があるとすれば、「凝念」です。
簡単に言うと、精神集中を行うという内容であるようですが出題傾向にあるので、幼児教室で対策が必要です。

成蹊小学校の難易度は？

成蹊小学校の難易度としては、かなり高い位置にいると思います。
成蹊小学校という名前自体、とても有名であり実際に入学するには現状６人に１人のような状況です。
また、成蹊小学校では教育カリキュラムが、他の私立小学校が打ち出していないような、特色があるため、その環境に合わない子どもであれば合格は中々頂けないように思います。

首都圏には、様々な私立小学校が存在していますが中でも特に成蹊小学校は、入学難易度が高いように思います。
滑り止めのような思いでは、到底突破できない私立小学校の１つです。
基本的には、成蹊小学校を受験するご家庭の多くは成蹊小学校を第一志望校として受験するご家庭が多く、皆さん本気で挑んできます。

以下に、同じような倍率を持つ私立小学校をまとめました。

・暁星小学校
・東京女学館小学校
・立教女学院小学校
・東京都市大学付属小学校

この４校は、成蹊小学校と近い難易度となっていると考えられています。

小学校受験では、学業がどんなにできる子どもであっても合格は頂けません。
協調性があり、尚且つ学業が出来、運動も人並みにこなすことが出来、諦めずやり抜く力がある、トータルバランスの良い子どもが合格します。
成蹊小学校の難易度は高いことに間違いはありませんが、勉強をスタートした時期が、他の子どもよりも遅いからといって諦めることはありません。