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小学校受験

神戸大学附属小学校の倍率・落ちたら?共働き世帯・受験内容・抽選・進学先・ランドセル・内部進学・クチコミや評判は・

近年、注目されている「国際教育」ですが、兵庫県にもその教育に力を入れている国立小学校が存在します。その名も神戸大学附属小学校。
「真摯・自由・協同」の精神に基づいた教育は、現代社会を生きるこどもたちにはとても刺激のある日々を送ることができるカリキュラムだと思います。

今回はそんな神戸大学附属小学校について記事をまとめてみました。

神戸大学附属小学校の倍率は?

神戸大学附属小学校の倍率は、およそ5.7倍であるようです。
こちらの倍率の根拠としては、兵庫県に所在している私立小学校・国立小学校の受験対策に取り組んでいる幼児教室が開示していました。
倍率だけを見てみると、倍率5.7倍はかなり狭き難関校であることやかなり人気の高い国立小学校であることがわかります。

私立小学校や国立小学校が、他の県よりも多く存在している東京都内の名前が有名なブランド校や国立小学校などとほぼ同じような倍率となっています。
神戸大学附属小学校の所在している兵庫県では、東京都内やその近辺の首都圏地域よりも、小学校受験をやらせるご家庭は少ないと思いますが、それにも関わらず東京都内の有名私立・国立小学校並みの人気があることはすごいことだと思います。

しかし、神戸大学附属小学校の倍率で注意したいことはこの5.7倍という倍率は「受験者数」から算出したものなのか「志願者数」から算出されたものなのかどうかがポイントです。
これは、神戸大学附属小学校に限ったことではなく、志願者は多くとも実際に受験した人数が大幅に少なくなるということは、よくある話です。
受験者から算出した倍率が5.7倍なのであれば、本当にすさまじい人気を誇っていることがわかります。

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神戸大学附属小学校に落ちたらどうする?

神戸大学附属小学校に落ちた場合どうするかという内容は、神戸大学附属小学校を受験する前から考えておかなければなりません。

神戸大学附属小学校では、受験者の人数によっては最初に抽選を行うことがわかっており、受験者の実力を見てもらう前にくじ引きで残念な結果になってしまうことも考えられます。
そのため、神戸大学附属小学校を受験する場合には私立小学校と同じで必ずリスクが伴うことも考えておかなければなりません。

多くの私立小学校や国立小学校の受験者は、そのリスクを回避するために第一志望校以外にも複数校受験しています。
国立小学校の場合、どこの県も私立小学校よりも遅い時期に試験を行うため、どんなに神戸大学附属小学校が第一志望校であったとしても、前もって私立小学校を受験していない場合、受験者も保護者も神戸大学附属小学校に対する気持ちがより強くなります。
しかし、そんな気持ちの中もし抽選で外れてしまった場合、親子で努力してきた日々が全て終わる形となります。

受験する前までは、「もし国立小学校に落ちたら公立に行きます」などの言葉を聞きますが、全滅したときに必死で対策してきた1年~3年間の努力を思い出すはずです。
それを思い出すと、簡単に諦めて公立へ進学するということは悔しく感じるのではないでしょうか。

究極をいうなれば、神戸大学附属小学校を受験する前に私立を受験しておき、もし神戸大学附属小学校に合格を頂けなくとも、私立に行くかどうかは全て終わった後に決めればよいのです。

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神戸大学附属小学校は共働き世代もあり?

神戸大学附属小学校は共働き世代も受験することはありであると思います。
神戸大学附属小学校のように国立小学校は、正直様々な面から保護者のフォローが必要不可欠です。
国立小学校という学校柄、教育熱心なご家庭しか集まらないため学習の管理なども当たり前に行う必要があり、それだけでなく平日には学校の保護者によるボランティア活動などもたくさんあります。

とある国立小学校では、役員決めの他クラスごとに係もあり必ずだれもが何かをやるというシステムを採用している国立小学校も存在しています。

また私立小学校のように、自家用車で送迎は禁止であることや居住地なども指定された地域にいなければなりません。
また、入学後の4月5月などは登校時に保護者も共に登下校しなければならない国立小学校もあるため、もしも共働き世代で神戸大学附属小学校の受験を考えている場合、学校説明会や授業公開日などに職員の先生方に聞いてみても良いかと思います。

国立小学校といっても、各都道府県ごとに保護者が学校に出向く頻度も違うことや学校のカラーがあるため、中々情報が得にくいことも確かです。
そのため、神戸大学附属小学校を共働き世代が受験する場合インターネットでの情報を信じるのではなく、通っている幼児教室の先生や学校に行く機会があるときに、質問等を直接学校に聞いてみることが良いと思います。

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神戸大学附属小学校の受験内容は?

神戸大学附属小学校の受験内容は、ペーパーテスト・集団テスト・運動テスト・親子面接が行われます。

神戸大学附属小学校の受験内容は全体的に、「自己表現力」が必要になり子ども自身が自分で考えて表現する子どもを好む傾向にあるようです。
これを考えると、自分で話す力も必然的に必要となり語彙力を鍛えることが必要になります。

ペーパーテストでは、私立小学校の受験内容と比べるとやや易しい問題内容にも感じます。
ですが、問題が易しいということは他の受験者から見ても「簡単」ということになるため、受験者の平均点が一気に高くなります。
ペーパーテストはできて当たり前ということになりかねないため、他のテストの内容もおのずとレベルが上がります。
つまり、神戸大学附属小学校の受験内容としては、ペーパーテストは落とすことができない項目のため、徹底的に対策を行いペーパーテストは落とさないようにしましょう。

また、親子面接では子どもへの質問の他保護者に対する質問も多くあり、中々想定してこなかった内容などを聞かれる年もありました。
神戸大学附属小学校ではない他の国立小学校では、「保護者同士のラインのやりとりについてどう考えていますか?」など、現代の仕組みでは切っても離せない内容も話題となりました。

定型文で聞いてくることはもうあまりないと考えて、保護者自身も言葉で表現する力を養っていかなければならないと思います。

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神戸大学附属小学校の抽選とは?

神戸大学附属小学校では、他の都道府県に所在している国立小学校と同様に、合格者を絞る為の抽選を行っています。
地方に所在している国立小学校の場合、最後の選考として抽選を1回のみ行うことが多いのですが、神戸大学附属小学校では地方にありながらも、なんと抽選を2回行う方針であることがわかっています。

神戸大学附属小学校の抽選については、神戸大学附属小学校の公式の募集要項にもきちんと書いてあるため、間違いのない情報であると思います。

神戸大学附属小学校で行う抽選システムは、一次試験として1回、二次試験ではペーパー等の考査、三次試験で抽選という流れで行われます。
一次選考での抽選は、合格者を男女各72名ずつとなるように組まれており、抽選日や時間等は、男女で分かれています。

一次選考後、二次試験を潜ることが出来た場合のみ、三次試験の抽選に進むことができるのですが、この三次試験での抽選の合格者人数はなんと男女合わせて30人となっています。

かなり狭き門であることがわかりますが、もしもこの三次選考での抽選に当たった場合、その場で神戸大学附属小学校の合格者手続きが行われるとのことです。
ここで注意しておきたいことは、実はこの手続きを踏んだとしてもこの後のスケジュールを全て把握しておかなければ、合格が取り消しになってしまうことがあります。

合格が取り消しになる場合は一体どういう場合かというと、それは合格者に対する懇談会を複数回実施する予定なのですが、この懇談会に欠席や遅刻をした場合、即刻合格取り消しとなります。

必ず、保護者は行かなければならないため、神戸大学附属小学校の抽選に当たった場合、何が何でも行きましょう。

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神戸大学附属小学校の進学先は?

神戸大学附属小学校の進学先は、神戸大学附属小学校自体が一貫教育を行っているということもあり、およそ40名が神戸大学附属小学校の系列校である、神戸大学附属中等教育学校へ内部進学をするようです。

神戸大学附属小学校の6年生の半分以上は、内部進学を決めているとのことですが、残りの生徒は他の私立中学校や国立中学校を受験しているということになります。
神戸大学附属小学校のように、国立小学校での教育カリキュラムは、公立小学校や私立小学校と比べると中々面白い変わった授業が豊富にある環境です。

与えられる授業(ただ座って受ける授業)ではなく、自らが学ぶ意欲に長けている生徒が多く、その結果外部受験で華々しい成果を上げているということが言えると思います。
また、基本的に国立小学校の生徒の多くは塾での授業を受けている割合も多いようで、周りの環境が学習熱心な環境であるからこそ、自分もモチベーションを高く持っていられるということが言えると思います。

神戸大学附属小学校の生徒で外部受験を決めた生徒が、一体どこの中学校に進学したのかまでは知ることが出来ませんでしたが、少なくとも名門私立中学校に実績を出していると考えられます。

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神戸大学附属小学校のランドセルや制服は?

神戸大学附属小学校のランドセルは、男女共に1色のみの展開となっており、濃いめのネイビーのようなブラックのような上品な一品となっています。
神戸大学附属小学校のランドセルの表には、星柄のポイントが3つ刻印されその隣には神戸大学附属小学校を象徴する「KU」という文字が刻まれています。
ランドセルの中を開けると、大きさや容量はそこまで一般的なランドセルとは変わらないものの、ポイントとしてはホワイトとブラックでチェック柄となっているところです。

ランドセルの中が全て、ホワイトとブラックのチェック柄となっているため、外見も上品なうえにランドセルを開けるとより上品な印象になります。

また、神戸大学附属小学校の制服は男女共にブレザーの制服となっており、男子は指定のネクタイを着用し、女子もネクタイを着用するスタイルです。
男女共に、ブレザーの胸元にはランドセルに刻印されていた星のポイントと「KU」の文字がカラフルに縫製されており、ズボンやスカートはグリーン調のチェック柄となっています。
また、神戸大学附属小学校の制服ではブレザーの下に着用が認められているネイビーのニットも指定の用意があり、神戸大学附属小学校の生徒の写真を見るかぎり、校内着のように着用している様子でした。

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神戸大学附属小学校の内部進学は?

神戸大学附属小学校の内部進学は、毎年神戸大学附属小学校を卒業する生徒の40人程が、神戸大学附属小学校の系列校である神戸大学附属中等教育学校に進学をすることがわかっています。

しかし、よく一般の方々が思い描いているような「エスカレーター」ではなく、内部進学を希望する生徒も一度テストを受験してその結果によって、神戸大学附属中等教育学校に進学が可能であるかどうかが決まります。

また、神戸大学附属小学校では系列の中学校が神戸大学附属中等教育学校だけでなく、神戸大学附属明石中学校も存在しています。
そのため、神戸大学附属明石中学校にも内部進学を決めている生徒も存在しているとは思いますが、一体どれくらいの生徒が神戸大学附属明石中学校に内部進学をしているのかまではわかりませんでした。

このあたりが気になるご家庭は、毎年行われる神戸大学附属小学校の説明会などで実際に学校に聞いてみると良いかと思います。

ちなみに、インターネットでの情報によると、神戸大学附属小学校から系列校への内部進学者は40名という定員があるために、毎年40人が内部進学をしているとのことでした。
この情報が本当であるなれば、神戸大学附属小学校の生徒が実際内部進学を希望したとしても、内部進学をするにもかなり大変な難易度であるのかもしれません。

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神戸大学附属小学校のクチコミ・評判は?

神戸大学附属小学校のクチコミ・評判は、とても高いクチコミ・評判が多く見られました。

多かったクチコミ・評判としては、やはり国立小学校という強みから生まれる先生それぞれによる考えの下行われる授業についてでした。
生徒がただ座って授業を受けるという環境ではなく、自ら考え発信する力が育つなどのクチコミ・評判も見られ、神戸大学附属小学校に子どもを通わせている保護者のクチコミ・評判はとても満足度の高い内容であると感じました。

また、神戸大学附属小学校のクチコミ・評判の中には、他の生徒の家庭環境などに関するクチコミ・評判もありました。
クチコミ・評判としては、周りが教育熱心な家庭が多いなどが主ですが、子どもを取り巻く環境は、今後の学習環境としてはとても大切な事柄です。
受験をしてまでも、神戸大学附属小学校に子どもを通わせたいと熱望して入学をしてきた、気持ちの強いご家庭しか入れない環境でもあるので、子どもを進学させるには最高な環境であると思いました。

また、他のクチコミ・評判では神戸大学附属小学校に子どもを入学させることができたご家庭は強運であるなどのクチコミ・評判もあり、確かにその通りだと思いました。
1度のみならず2度も抽選というくじを引き当てるのですから、それはかなりの強運ということが言えると思います。

 

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